平成26年から毎年、モチベーションコントロール研修を実施させて頂いています。今回は平均年齢42.8歳　中堅の職員の方々でした。岡山県は東日本大震災以降、災害が少なく、原子力災害の影響が少ないとされ移住を希望する人が増えています。その理由として下記のようなことがあります。

原子力災害のリスクが少ない。
岡山県南部でも土地価格が下落傾向が続いていて、移住後に居を構えるのにもあまりお金がかからない。
岡山県南部は空港があり、鉄道網や高速道 路網が整備されているので交通の利便性もよく、国内の移動にも適している。
市街中心部にマンションが多く存在するこ とで、車がなくとも安全に暮らしていける「セカンドライフ」の場所としても人気が 高い。
全国的に名が知られている総合病院が岡山 県南部に多いことも「セカンドライフ」を 考えている高齢者 の移住希望者には魅力的。
市街地を離れると田園風景が広がり、「田 舎暮らし」を希望する都会の住人にとっては、「都会的な暮らし」と「田舎暮らし」 のいいとこどりができると評判。
　

人口が増え市民からの要望なども多様化していきます。また定期的に職場の異動もあります。その中で職員の方々のモチベーションの維持、コントロールは大切です。そのような背景もあり弊社でモチベーションコントロール研修をさせて頂きています。　　

希望研修として様々な部署から主査・副主査・係長など方が参加。9時～17時　7時間研修を実施。約20名
危機管理室 、政策局 、総務局 、 財政局 、 市民生活局 、 市民協働局 、北区役所 、中区役所 、 東区役所 、南区役所 、保健福祉局、 保健所 、 岡山っ子育成局 , 環境局 、産業観光局 、都市整備局 ,下水道河川局 、会計管理室 、消防局 、水道局 、市場事業部、 教育委員会 、選挙管理委員会 人事委員会 、監査事務局他 部署があります。今回は消防署、水道局、保育園、年金課他から参加いただきました。

今回は、自分を取り巻く様々な外的要因・内的要因より変化する自己のモチベーションのコントロールについて行動科学と脳科学の考え方を参考にモチベーションのセルフコントロールの仕方について演習を通して取得を目的としました。


1．モチベーションのメカニズムとコントロール
　 ・満足度チェック
　 ・行動科学によるモチベーションのメカニズム
　 ・モチベーションを高める要因・下げる要因
　 ・自分の思考の習慣や癖を理解する

2．自らのやる気のリソース発見！
　 ・これまでのやる気を振り返る
　 ・自分の特性・強みとモチベーションの関係

3．脳科学とセルフコントロール
　　・脳科学によるセルフコントロールの考え方
　　・自分の脳の使い方チェックする
　　・脳を活性化し、モチベーションアップする
　

・脳とモチベーションとの関係がよく理解できた。
・仕事だけでなく自分の子供のモチベーションのあげかたに役立ちそうなので実際やってみたい。
・自分の意外な心の動きに気付いた、無意識なことが表面化して驚いた。
・物事の捉え方を変えることで現場での人間関係に活かせそうなのでやってみる。
・盛りだくさんの内容だったが、メモをしっかりとったのでこれを持ち帰ってじっくり復習します。
・脳の使い方チェックをしてみて運動をしていないことが明らかになった。運動を習慣にする。
・脳の使い方チェックをしてみて、偏っていることに気づいた。普段使っていない脳を使うようにする。