背景
1つの仕事をある程度任せて完結させるために個々人が視野を広く持ち、積極的にチームに貢献する目的で、某業界でトップシェアの同社から思考力を強化する研修の依頼があった。これまでは別の講師に依頼をしていたが、
1)年齢が高齢になっていること、
2)最近の若い人に内容のズレがあったこと、
3)インプット中心でアウトプットが少ないこと、
の3つの理由で講師の変更を考えていた。
支援内容
階層教育の一環として100名程度の社員に対して2日間×3セット(同様のトレーニングを3回行う)の日程で実施。基本的な論理思考の知識はあるので、業務に関連するアウトプットや思考や視野を広げるための演習を中心とした研修。
●考える重要性
●考える視点
●発散する思考
●収束する思考
●思考の構造化
●思考の定量化
●組織での取り組み
クライアント様の声
●論理思考をベースに日常の仕事や普段の事例を使って様々に演習した。これまで教科書に書いていることで、実務で活用するイメージは無かったが、2日間のワークの中で自分の考えを整理する可能性を見いだせた。非常に面白く、ためになる研修だった。
●自分の考えが相手に伝わらないと憤りを感じていたが、その理由が明確になった。先ずは自分が理解していない。そして、相手に伝える時に、伝えた=伝わったと勘違いしていた。コミュニケーションは相手に依存するため、相手の行動確認が取れるまでを一連の流れとして取り組むことの大切さを学んだ。
●複雑なことを複雑なまま考えることが多かった。結果、よくわからないで投げ出していた。今回はものごとを絵や図に落として構造化する。そして複雑に捉えないでシンプルに捉える。そうすることで分からないことと分かることの切り分けが出来るようになる。確かにこの思考とツールによって、これまで出来ないと思っていたことも、分からないながらも取り組みを考えれるようになってきた。凄いツールだ。