背景
昨今、ハラスメントでもパワハラが増えており世代間の違いもあって、パワハラから
メンタルヘルス不調者が増えている傾向がある。その中で、セクハラとパワハラについての理解を深めハラスメントを減らすようにしていきたいと相談がありました。
そこで、目的としてハラスメントに対する知識と理解を深めること、ハラスメントの法的リスクを理解すること、ハラスメントになるか否かを見極めるポイントを知ること、ハラスメントにならない指導の仕方を学ぶことを目的にカリキュラムを作成しました。
支援内容
今回は、職場におけるハラスメントの現状とコンプライアンスの側面から見た法的義務についてまずお話をしました。その後は、下記の順番で進めました。1.セクハラについて:セクハラ度の認識チェック、セクハラとは、セクハラの見極めポイントについて
2.パワハラについて:認識度チェック、パワハラとは、パワハラの見極めポイント、パワハラと指導の違い
1.2については、11の事例をもとに理解を深めました。
ハラスメントのない職場環境づくり ~ハラスメントリスク防止のために~
管理監督者として、職務従事者としてやるべきことを明確にし、パワハラにつながるアンガーマネジメントについての知識も取り入れました。
今回は、3時間という時間でしたので相談を受けた時の ”傾聴”の必要性についてはお話をしていますが、今後は相談対応の実践スキルを磨くことができたらと存じます。
効果
・曖昧な知識を明確な知識にする。
・セクハラ、パワハラのコンプライアンス・法的な点を学ぶ。
・昔、通用していたことが通用しなくなったことが理解できる。
・マネジメントの在り方の振り返りができる。
・日頃からの関係をどう築いていくことが大切であるかを再認識できる。
・組織としてのリスクについて再確認できる。
・セクハラ、パワハラのレッドゾーン、イエローゾーン、グレーゾーンが理解
できどう対応したらよいかを知る。 他
クライアント様の声
・セクハラ、パワハラについてわかっているつもりだったが、知らないことが多い
ことに気づいた。
・セクハラ・パワハラを意識しすぎて特に世代間の違う人にどう接していいかわか
ならかったが、指導とパワハラの違いについてよく理解ができた。
・昔は、一知って十わかれ!という指導だったが、最近は、それが通用しない。管
理者として意識を変えていかないといけないと感じた。他