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大手インフラ業界の管理者研修

概要
2017年 / 九州 / インフラ関連会社
業務分野
企業研修
業務内容
次世代リーダー育成 / 創造思考 / モチベーション /

背景

業界再編の動きが加速し、かつ規制緩和により異業種の参入が激しくなる。そのような背景の中、クライアント企業様では1980年頃に確立したビジネスモデルの上で事業を行い、直近でも事業環境が変化しているにも関わらず仕事の仕方や仕組みそのものが変化していない。ここに対して経営陣は戦略的な方向転換を模索し、2010年頃よりジワジワと仕組みを変えているが中堅社員のマインドが一向に変わらないという悩みを持つ。そこで弊社に2016年の3月頃に相談がきたのがきっかけです。

支援内容

中堅社員を対象に、毎回2日間(1回30名以内)を選抜形式で提供。初回の参加者は、次に参加して欲しい同僚や後輩、場合によっては先輩を選定して、人事ができるだけその要望を受け入れるようにして次回のメンバーを選抜。
提供カリキュラムの概要は以下の通り:

●中堅社員としての心構え(講義とワーク) 基本的に企業の方向性は在籍年数が多い中堅社員が変える。妄想として見える上司の壁、部門間の壁、自分ではできないという壁を壊し、本来の能力をみつめ何ができるかを考えて頂く。

●世の中の環境変化(講義とワーク) 入社時期前後と現在を比較して、ヒト、モノ、カネ、時間、情報などの視点に沿ってどのような変化があったかを議論。その後、その変化が自分たちの業界、自社をどのように変化させるかを議論。変革そのものの可能性と意味を理解頂く。

●自社のミッションの再理解 一方で、自分たちは何のために仕事をして、何故、10年以上の間、1つの会社に在籍し、今後も仕事をし続けるのか?という問に対して、ミッションや自分の価値観を見直しながら取組の意義を見出す。

●現状の認識 自社、競合、市場、加えて世の中のマクロ環境の過去から現在を分析し、今後の事業の方向性を各自が経営者の視点にたち推測していく。はじめは仮説ベース、後にファクトベースで情報の精度を上げていく。

●ありたい姿の議論 現状をベースに、自社のミッションを掲げながら、どのようなビジョンを自分が経営者であったら描くかをチーム毎に議論して、同世代の考えを幅広く共有する。

●経営者への提言と自分へのコミットメント 全体のワークと通じて、経営者に対しての提言と、それに引き換え自分はどのような役割をにない、どのようなコミットを行い貢献していくかを整理頂く。

効果

人事責任者の声
担当部長やリーダーから研修受講後の選抜メンバの目つきが変った。意識が変った。自発的な取組が増えてきた。と目に見える変化が出ている報告をいただきました。研修のメンバーを、自分が受けてほしいという人材にするのは、はじめ抵抗がありましたが、それもチームを作る上で良いアイデアだったと今は思っています。

クライアント様の声

「グループ討論、インプット、個人ワークなどが適度なタイミングであり飽きることが無かった。」
「たまに脱線する話が興味深く、その脱線がしっかりと後の議論やテーマに結びついていて学びが深まった。」
「将来のありたい姿を考え現状とのギャップを考える良いきっかけとなった。」
「役割が上がって漠然としていたことが、自分の役割、取組を再認識できた。」
「日々の業務に追われていて何も考えていなかったが、他業界の同レベルの人材に負けてはいられない。」

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