中小企業や小規模ビジネスの経営者は普段から経営の勉強や知識インプットを繰り返し、自身の経験や事業の拡大を考えています。一方で、その規模の経営層に商品（製品やサービス）を提供する企業の従業員は、なかなか社員教育にコストをかけきれないのが現状です。

提供している商品がナショナルブランドの商品であっても経営者が導入する理由はシンプルで、「自社の事業の役に立つのか？」という視点です。しかし、提供する側は顧客の特徴や事業内容を把握せずに、ただただ商品の良さを語ります。「この商品はこんなに素晴らしい！」という感じです。

その結果、顧客側の経営層と商品を提供する企業がかみ合わず、どんなに優れたナショナルブランドの商品でも、大手企業のように顧客に提案できないのが現状です。これは営業に限った話ではなく、商品を企画する部隊や販促活動を行う部隊でも同様です。提供する顧客の事業内容を考えずに、一方的にアイデアを提供しようとするため、結果的には顧客の経営層には響かないのです。

そのような企業は必ずと言ってトップ営業で商品の提案を顧客に行います。ですから、仕組みとして企業規模を大きくすることに難しさを感じています。トップ営業の成功体験が重なれば重なるほど、トップの経験値と知識が向上し、更に従業員との差がひらくのです。トップは無意識に向上して、従業員は知識インプットを行わないので向上することはありません。

そう、もし今よりも事業を安定的に仕組みとして拡大したいのであれば、従業員にこそ経営の勉強やビジネスリテラシー（経営や事業に対しての知識や感性）を身に付けて頂く必要があるのです。

従業員が事業の経営幹部に対して商品提案や商品提供を行う際に、短期的なインプットだけで知識が身に付くわけがありません。経営者は常に「事業を改善しよう！」「より良い商品を顧客に提案して満足度を高めよう！」と習慣的に学習を繰り返しています。

「いやいや俺はそんなに勉強していないよ！」という中小企業の経営者だって実際は会合で様々な経営者の事例を聴いては、自社の事業に当てはめて考え、無意識に習慣的にビジネス関連の図書を読み続けています。そのような百戦錬磨の経営者相手に、にわか仕込みのビジネスリテラシーで戦えるような単純な仕事はすぐに淘汰されるか、模倣されるかしかありません。唯一戦おうとするのであれば、それは単純な値下げです。しかし原資が無いのに値段を下げれば自社の体力が無くなるばかりで結果的には事業は長続きしませんよね。

これまで経営の勉強といえば、提供側は常に経営者をターゲットにしていました。当然、相応の価格を提示していましたので、中小企業の従業員に対して提供するととても費用を回収できない金額になっていました。更に、内容を難しめで、体系的に理解を深めようとしても、継続的に学習を続けないと難しい取り組みであったと思います。

ビジネスインプット基礎講座はこれらの悩みを全て解決します。毎月定額で経営者はもちろんのこと、従業員までも繰り返し何度もコンテンツを観ることができるのです。経営者と従業員が同じコンテンツを見ているだけで、会社の中での共通言語づくりにも役立ちます。更に、コンテンツは毎月アップデートされ、リクエストに応じたコンテンツも開発されアップされます。

全ての従業員が変化することは難しいと思いますが、これまで機会を与えられなかった、或は与えることが出来なかった従業員の数名が、経営者と同じような思考になるためのスタートを踏む。そしてそれらを継続的に行なうことで、皆様の右腕となり左腕となり組織の厚みが増していくのです。想像してみてください、企業の提案力や営業力や商品品質が更に今より向上していくことを。

ビジネスリテラシーは継続的に身に付けることがポイント。サブスクリプション形式でいつでも繰り返し、必要なタイミングで全てのコンテンツが学べる。我々がこれらのコンテンツをサブスクリプションで提供する理由はまさにここにあるのです。