全6回完結の短期集中型
およそ毎週1回弊社に集まって頂き、約2か月間で戦略の立案及びブラッシュアップ、実現するための行動計画までを策定します。参加企業と弊社コンサルで議論をしながら、具体的な行動レベルを議論して実現するためのシナリオを練り上げます。
弊社は2006年11月にスタート。それから、一貫して中堅企業の戦略立案のサポートや計画実現のコンサル
ティングに従事してきました。多い年は数十社単位の戦略立案を行っています。また大企業の事業部に対しても戦略立案のサポートを継続的に行っています。
事業実践塾では、自社の事業の方向性を明確にして紙に落とし、3年先の事業ビジョンをベースに1年間の
行動計画に落とし込み実践します。計画を実際に行動に移しながら計画をブラッシュアップしていきます。常に3年先をイメージしながら計画もアップデートして事業の実現を目指します。
中小企業を含む中堅企業の約半数が事業計画を策定していますが、その動機の多くは「補助金申請で必用になったから」という回答です(※1)。またこれまでの支援実績から感じることは、事業計画は策定するのですが、実際に実現するための具体的な行動や取組を議論していないことが多いです。更に数字目標だけが独り歩きをして、それを達成するための戦略的な議論があいまいで、結果的に計画の見直しやブラッシュアップもされず、形式的な運用が多い会社を数多く見てきました。
事業実践塾では、既存の事業計画やそのたたき台をベースに、達成するための戦略を議論して、実現するためのシナリオや具体的な行動までを整理して視覚化していきます。また、継続的に参加いただける方は、計画の実行と検証、戦略のブラッシュアップまでを定期的に行うことで共に事業の達成を実現していく塾です。
※1:2016年版中小企業白書参照
事業実践塾は4つの特徴があります。約2か月の期間をかけて短期集中的に計画を練り上げます。また、異業種の経営者と議論を深めることで視野や視点を拡げていきます。塾での議論内容や成果物は常に実践することを目的にしています。別料金になりますが、継続的なサポートも可能です。
およそ毎週1回弊社に集まって頂き、約2か月間で戦略の立案及びブラッシュアップ、実現するための行動計画までを策定します。参加企業と弊社コンサルで議論をしながら、具体的な行動レベルを議論して実現するためのシナリオを練り上げます。
弊社コンサルが戦略立案からブラッシュアップ、具体的な行動レベルの考え方を提供し、異業種の実事例を見聞きするなかで自社の立案を進めます。もし同業者の参加があった場合は先着の申し込み企業を優先し、後からの企業は次回に参加頂きます。
弊社コンサルと徹底的に議論を繰り返しながら日常の経営に即活用できるレベルの計画やアイデアを整理していきます。また、異業種の経営者からのフィードバックもあり、日常の経営の視野とネットワークを拡げることもできます。
策定した計画の実行に対しては、別料金になりますが弊社コンサルタントが継続的にサポートさせて頂くことも可能です。計画、行動、ブラッシュアップを繰り返し、常に3年先のビジョンと直近1年の行動を具体的に整理している状態をつくります。
ミッションとビジョンと戦略の関係(MVS)を整理し、経営者が大切にしていることを再度言語化します。新規ビジネスであれば、既存のビジネスの通り実現が難しいです。
また、第二創業であればやはり創業と同じように産みの苦しみがあります。そんな時に大義名分が明確にあれば社員のモチベーションを維持することが可能です。戦略を立案する過程で抽象度の高い議論と具体的な議論を行き来しながら実現するためのシナリオを見出します。
ミッションは企業の文化や風土を構築します。また、苦しい時のよりどころにもなるし、事業の判断をする最高の経典でもあります。それらを達成する通過点がビジョンです。実践塾では3年を1つの単位として3年後のビジョンを明確にしていきます。そのビジョンを達成したときの既存と新規のビジネスの具体的な内容や規模。顧客別の売上や取組。複数の事業がある場合はその事業のポートフォリオ。商品が複数あればその商品のポートフォリオ。実際に3年後に達成した場合に、その状態をまさに見ているかのように達成したイメージを言葉で表現していきます。
戦略の最も基本的な考え方は、事業機会を発見して、自社の強みを活用し方向性を見出すことです。これはSWOT分析、或はクロスSWOT分析と言われます。最も有名なフレームワーク(経営を考える際の思考の枠組み)ですが、表面的に活用されていることが殆どです。経営の基本はコントロールできないことは推定し対処する。コントロールできることに集中することです。
実践塾では、事業環境を多角的な方向から見て分析し事業機会を発見します。そのためには事業活動を行っている市場をマクロ的な視野(大きな視野)で捉え、今後どのような事業環境になるかを推定します。次に、市場環境を様々な切り口で分析します。合わせて既存の顧客の特徴や属性を把握します。また、現状の競争環境と将来の競争環境を予測していきます。これらの分析結果からどのような事業機会があるかを検討して、戦略立案の基本的な情報として整理していきます。
自社の強みを体系的に整理している企業は少ないです。そのため実践塾では異業種の経営者と共に過去の取り組みや実績を整理しながら自社の強みを言葉にしていきます。自社がどのようなビジネスモデルで収益を上げ、どのようなバリューチェーンを構築しているか、経営者がどのような人脈を持っているか、過去の顧客との取引実績などを整理します。その中で何が強みで何が弱みであるかを特定します。また、業界の中での自社の立ち位置を理解して、競合するプレーヤーとの相違点を整理します。更に各事業がどのようなライフサイクルに位置しているかを検討して戦略立案の基本的な情報として整理していきます。
次に、Day1で細分化した3年後のビジョンと現状を比較して、目標を達成させるためのギャップを直視します。実現的な計画にするためには、目標と現状のギャップの把握、そしてそのギャップの細分化を整理することは非常に重要なことです。これを徹底的に行わなければ、通常は初めから目標を達成するための取り組みとしてどうしても行動量が小さくなります。当然、その時点で計画達成の確率は低くなるのです。
Day1からDay3のワーク内容を踏まえて、ビジョンを達成させるための戦略の方向性を明確にします。複数の事業をそのまま展開するか、いくつかの事業に集約して展開するか。地域を特化するか拡大するか。全てを自分たちで行うか、一部のバリューチェーンにフォーカスして実現するか。3年先のビジョンを考えた場合に今取るべき一手を選択肢にして、それぞれの可能性を検討した上で方向性を意思決定します。
3年後の計画を整理する際は、新規事業と既存の事業で取り組み方が異なります。既存の事業はある程度過去の実績を参考に計画することは出来ますが、新規のビジネスは異なります。そこで初年度は小さくはじめ考えているビジネスの全体を見通せるように行動します。その結果を受けて、一気に投資をするか、現状を維持するか、事業の撤退を決定するかを考えます。
事業計画に重要な概念にリソースの配分があります。既存と新規の事業を同時に進行する場合は、かならず既存のビジネスが優先され結果がついてこない新規の事業はおろそかにされます。そのため、人員の整理と配分は極めて重要な意思決定になります。また、3年後のビジョンを達成するために今の人員が持つ能力では不足することが殆どです。そのために人を雇用するか、現状の社員の能力を開発するか、はじめからアウトソースするかなどを議論して計画に反映します。
計画立案の基本は、はじめに遠くの目標を明確にする。そしてその目標を具体的にしていき、その目標を達成するための通過点を見出していきながら遠くから近くの目標を設定することです。実践塾では3年目のビジョンを明確にし、細分化します。そしてそれらを2年、1年、半年、1カ月と徐々に細かく分けていきます。
Day4で考えた3年後のビジョン、2年後、1年後の数値計画をベースに、実現するための1年間の行動計画を立てます。常に目標と現状のギャップを整理し、そのギャップを複数に細分化します。そして、そのギャップを埋めるための行動を考えます。仮に、その行動が物理的に不可能であれば、他の代替手段で達成できないか否かを検討し続けます。
上記を検討する際は、顧客獲得までの一連の流れをプロセスとして整理します。更に、実現するための行動を特定するために、その行動が結果に結び付くかを途中で確認するための通過目標を設定します。そしてその通過目標を実現させるための行動を特定し行動目標として設定します。設定した行動を取り組む際に社員の能力が不足することが殆どですので、その不足分をどのように補うかを含めて計画に落としこんでいきます。
作成頂いた事業計画書を発表して頂きます。今後は、自社で毎年同じサイクルを行って頂くために、利害関係者を集めて発表する意味や目的を整理します。また、計画と実行とブラッシュアップのサイクルについて理解を深めていきます。
計画は立案した時点では全てが仮説ですので正解ではありません。実際に行動に移して検証作業を行います。定期的に行動結果を整理して、計画をブラッシュアップしていきます。実践塾では常に現在から3年間のイメージをローリングで策定し続け、直近の1年は具体的な行動レベルに落とし込むことを基本として運営していきます。
対象者 | 社長、後継者 |
---|---|
定員 | 各回5社限定
※各回1業種につき1社でお願いしています。同業者の参加がある場合は、先着順を優先として、別の回 に受講して頂いています。 |
日時 |
2017年6月開始コース
Day1 2017年6月19日(月) 17時から19時30分 ※日程が合わない場合は、別途ご相談ください。 |
講師 | 代表取締役 早嶋聡史 シニアコンサルタント 原秀治 |
会場 | 株式会社ビズ・ナビ&カンパニー 本社 福岡市中央区赤坂1-13-10赤坂有楽ビル3F |
費用 | 420,000円(税別)
※1名様・6回分 ※Day1開始1週間前までにお振込みください。 |
主催 | 株式会社ビズ・ナビ&カンパニー TEL 092-761-6130 FAX 092-761-6075 メール info@biznavi.co.jp (事業実践塾お問い合わせ窓口) |
これまで事業計画を策定したマネジメントは行ってきていました。しかし、その計画の中身は非常に保守的な内容で、確実に達成できる内容のみを記載していました。今回の実践塾に参加することによって、どのように事業を拡大させ、事業の方向性を考えていくのかが明確になりました。これまで知識で知っていた経営のノウハウは、やはり実際の経営の現場でも役に立つことが分かりました。継続的に参加して、常に3年後の戦略とビジョンを実現する1年の計画を明確にしていきたいです。
3年間の事業イメージを言葉にして、数字に落とし込む。その実現のために、現在から1年間の具体的な行動レベルで何をするべきか?を毎回の講座で早嶋先生から質問して頂くことで講座参加期間中は常に具体的に考えていました。実際に紙に落とすことを繰り返して、議論をする中で、自分たちが行うべき方向がクリアになり、頭の中だけで考えていた時よりも実現するためのシナリオがクリアになりました。
継続的に参加しています。当初は、早嶋さんの質問に毎回四苦八苦して、殆ど答えることができませんでした。いかに自分が日常の経営を定量的に考えていないかを常に感じさせてくれました。早嶋さんは、私たちが実際に行っている何気ない行動に対して常に「なぜ?」と問いかけてくれます。はじめは、当たり前のことを何で聞くのか?と思っていましたが、そのやり取りを繰り返すうちに、本当に行わなければならないことに対して何も行動を起こしていないことが多々あったのです。戦略を立て、計画に落とし込むことで、毎回3年後の実現が近づいています。
多店舗展開を行っている中で、各店舗毎の収支情報を徹底的に調べるように言われました。実際、不採算の事業があることは理解していましたが、その事業を中止して、その分のリソースを拡大している領域に当てはめる意思決定は頭では分かっていましたが、今回の塾に参加することで、紙に落としシミュレートが出来て実現できました。はじめは、系カウ通り売上が減少、しかし利益率と額は過去最高。そして計画よりも早く当初の売上を超え、順調に店舗数を伸ばしています。
日程は、随時掲載していきます。もし、ご不明な点がございましたら、随時、お気軽にご相談ください。
日程が合わない場合は、随時ご相談ください。振替の日程を設定させて頂くか、次回の講座の時に参加頂くか、お客様のご都合に応じて柔軟に対応できればと考えています。随時、お気軽にご相談ください。
可能です。どのような形で行うのが最も良いのか、お客様のご要望を伺い、内容等を詰めさせて頂いております。まずは、お気軽にご相談ください。
もちろん、ご参加いただくこと可能です。ご参加企業様のレベル感にバラつきはあることを前提にファシリテーションと講座を企画しています。その他、ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
もちろん可能です。新規ビジネスを中心に考える場合は、講座の中で個別課題を議論頂く機会を設け議論を深めていきます。その他、ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
基本的には1社1名の参加でお願いしていますが、お客様のご要望を伺いながら柔軟に対応させていただきます。その他、ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
早嶋 聡史
Satoshi Hayashima
ビズ・ナビ&カンパニー 代表取締役
ビザイン 代表取締役パートナー(http://www.bizign.jp)
株式会社エクステンド 取締役(https://www.extend-ma.co.jp)
日本M&Aアドバイザー協会 理事(https://www.jma-a.org)
経歴
長崎市立北陽小学校
長崎市立横尾中学校
長崎県立長崎北高等学校
九州工業大学情報工学部機械システム工学科卒業
オーストラリア ボンド大学 経営学修士課程修了(MBA)
横河電機株式会社の研究開発部門(R&D)にて産業用ネットワークの研究に従事。MBA取得後、海外マーケティング部にて同社主要製品の海外市場におけるブランド戦略・中期経営計画作成に参画。B2Bブランディングの先駆けとして後に知られるようになったVigilanceという力強いブランドキャンペーンを実施。同市場でのブレンド認知の向上、積極的なマーケティング展開の実現に加え、「真の横河電機の姿」として、営業チームをはじめ、社員を再び1つのアイデンティティの基に結束させるきっかけを構築。
退職後、株式会社ビズ・ナビ&カンパニーを設立し、マーケティング担当取締役CMOに就任。マーケティングを軸に中小企業の経営全般のアドバイス業務を行う。現在は、代表取締役として、売上規模5億円前後の成長意欲のある経営者と対話を通じた独特のコンサル手法を展開。経営者の頭の中を整理し方向性を明確にすることを主な生業とする。
中小企業のコンサルティングを通じて出口戦略が不明なことを痛感。このため、後継者問題に頭を抱えている中小企業が後を絶たないことを知る。経営戦略の一手法であるM&Aを中小企業に導入することで解決を図るため別法人の会社を立ち上げる。M&Aの取引価格が1億円以下の案件に特化したビザインのパートナーに就任。
中小企業のM&Aが戦略として普及しない理由は、1)売り手である中小企業の経営者にM&Aが正しく理解されていないこと、或いは認知が無いこと、2)ビザインのように中小企業に特化したプレーヤーが少ないこと、がある。これを解決するためにM&Aを普及する協会を設立して理事に就任。
成熟した日本であるからこそ、もっと気軽に起業する。学生であっても様々な手法を通じて起業する。自分のライフプランを実現するために起業する。成熟しているビジネスを別の角度から見直して成長産業にしていく。誰もが考えつくアイデアだけど誰も実行していないモデルを実際に小さくはじめて見る。自身が起業を通じて感じていた時にフォローする組織があれば良いな、と感じていた役割りを補完するため、共同でブレスト部を立ち上げ主催する。
もっと軽いテイストで経営の相談が出来たらいいな。そのように考える経営者は多いが、相談先が意外に少ない、或いは敷居が高い。もしくは極度に専門性が高く、どこに相談していいのか悩む。このよなことを解決できる組織、シザールを立ち上げ主催。
現在、数多くの中堅企業でマーケティング戦略立案を手掛けると同時に、財団法人九州生産性本部、社団法人日本経営協会、首都大学東京などの講師、大手メーカーを中心に企業研修を行う。また中小企業のM&A業務におけるアドバイザリー業務も行う。
専門領域は、マーケティング戦略の立案、問題解決、M&A。具象を抽象に引き上げてフレームワークを使って分かりやすく整理する事を得意とする。ドラッカー学会員。