安藤です。
今回のテーマは、『人生100年時代の備え』です。
平均寿命が延び「人生00年時代」を迎え、若者世代の生き方、働き方は以前とは違ったものとなっています。
これからの働き方は、1つの仕事で専門性を極めるというより、複数の仕事や働き方を意識する必要がでてきています。また、長寿になって60歳で引退するのではなく、70歳、80歳まで働かなくてはいけなくなると自分のキャリアを前半戦、後半戦と二毛作を考えなくていけなくなっています。言い換えれば、今まで一つの山を越えた人生であったのが、これからは2つ、3つの山を越えていくようなキャリア形成を築いていかなくてはいけない時代になっているのではないでしょうか。
そのような環境の中、就職に対しての若者の意識も変わってきています。就職する際に、「副業は可能なのか、時間外労働がないのか」時間についての意識が変化しています。
その理由は様々です。20代、30代は進化するAIと真正面から向き合うことになります。AIに対応できる新しい働き方が必要になっていきます。生き残っているためには、意識して自分を高める時間を作っていかなくてはいけません。
自分を高める意識をもって、2つめの山、3つめの山を越えるために準備をしようとしている若者もいれば、早く帰ってゲームをしたい!と自分の時間を大切にしている若者もいます。
人生100年を生きていくためには、時間をどう使うか、ワークライフバランスのテーマでもあり、正にキャリア形成をどうしていくのかということです。一方で、早期離職者が非常に多いことが社会問題になっています。ここ数年のデータでは、大卒が35%、高卒40%が3年以内に離職しています。組織としては、そのような若者に対してどう関わっていったらいいのでしょうか。
その対策としては、それぞれの業種、職種、個別の会社のよい面ばかでなはく、条件的に厳しい面にもしっかりと目を向けさせるような情報提供の仕方をする必要があるのではないでしょうか。
入社してからは、人材育成の一環としてキャリア開発研修が導入されています。環境変化に対応できる人材育成には個別対応の必要性が不可欠になっています。個別キャリアコンサルティングを実施している』企業が少しずつ増えてきています。より広い視点で俯瞰的に個人の成長を捉え個人のキャリア開発を促し組織の発展を考えている時代になってきています。
外部キャリアコンサルタントによる企業内キャリアコンサルティング、社内にキャリアコンサルタントを養成したいなどのご相談がありましたら、弊社にご相談くださいませ。