早嶋です。
近所付き合いが昔と違って軽薄になっています。とある地方を活性化する取り組みを行っているときの雑談です。挨拶が少ない、目を合わせないなどの人と人のつながりが軽薄になると、軽犯罪が増えていきます。自転車の窃盗やちょっとしてモノが盗まれるなのです。
街の商店でも同様で、店員と目線を合わせない顧客が増え始めると、万引きの横行が始まります。店舗の対策としてカメラを設置すると、今度は万引きの被害額が増えていくといいます。人のつながりがあり、互いが挨拶をしているお店では、万引きは確かにしにくいでしょう。一方で機械的に管理された仕組みの中では、なぜか窮屈になり、犯罪を犯してしまう雰囲気が出来てくるのでしょう。
当たり前ですが、地方の良さは人の良さや自然です。人の良さは、たとえ知らない人であっても、互いに声をかけ、互いに助け合うコミュニティです。もちろん、そうやって昔からよそ者に対しては、一種の警戒心を持っていたのでしょうが。挨拶、声掛け、アイコンタクト。当たり前の取り組みですが、その取組が薄れて来た時は、その地域を再生させるには時間がかかると私は感じています。