早嶋です。
マネジメントの仕方に対して、結果を示して管理する手法とプロセス(行動)を示して管理する手法があります。多くのマネジメントは、部下は結果を示すと成果を出すと思っていますが、私の考えは異なります。
例えば、店舗の清掃をして美化レベルを高いレベルにする。とやや抽象度の高い目標を掲げていれば、ちょっとしたことでも社員は気がついて清掃をするだろう、と感じるのが極端な話、結果を示したマネジメントです。
実際、目標を設定して達成する事ができれば、そのような社員は他の場所で仕事をしているか、自分の上司になっていることでしょう。そもそも、マネジメントと社員やスタッフは、仕事に対してのインセンティブやモチベーションが異なる場合が多いでしょう。
そのような中、結果のみを示しても動かないのが常です。従って、その場合は、目標を達成するためのプロセスを行動として規程する。そして、その行動を続けるように管理することが大切です。
例えば、上記の美化の事例の場合、朝皆でチェックして不足する部分を清掃する。午後、同様のことを行う。夕方、同様のことを行う。です。そこまで行うの?と感じる方もいると思いますが、同じような店舗業態を10以上の店舗がある。10以上の競合がある場合は、集まるスタッフのレベル感や考え方がそんなに高くない可能性がある。ということを前提にマネジメントをしたほうが結果は出るのです。