アイデアを出す、課題を解決する、何かを考える。
ものの本で言われることはゼロベースということ。これに関して最も簡単なことは子どものように考えることです。我々は年を重ねることでいろいろな先入観や固定観念を持っていくようになります。そして、それが多くの場合、無意識に自分に定着しています。普段は何かを考えたり判断するときに、それらがベースで無意識に取捨選択を行っている。従って、多くの場合、考える前からある程度の方向性が決まっているのです。
子どものように考える。これはものごとのありのままを見ていこう。ということです。息子と遊んでいて常に思います。彼らは定説がありません。常識という色眼鏡を使わないため純粋に世の中の成り立ちについて、その仕組について、興味本位で観察しています。あたかも彼らの仕事は世の中の仕組みや日常を理解するかのごとく。
しかし、そこには普段から我々が当たり前だと思っていることに、限りなく何度となく質問をしてきます。そのことに本気で考えて見ると多くの気付きがでてくる。
我々が見ている方向と全く異なる方向から何かを観察して、そのことをストレートに表現する。ボキャブラリーが少ない分、単純明快。