勧進。
ーーWikiによる抜粋
勧進(かんじん)とは、仏教の僧侶が衆庶の救済のための布教活動の一環として行う行為の1つで勧化(かんげ)ともいう。 直接民衆に説いて念仏・誦経などの行為を勧める者や寺院・仏像などの新造あるいは修復・再建のために浄財の寄付を求める者がいたが、中世以後には後者の行為を指すことが一般的となった。
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昔から日本では寄付によって公共的な建物や施設を建設する習慣があったのですね。その媒体になったのが僧侶。例えば、13世紀に消失した東大寺の復興には重源という仏師で僧侶が様々な技術を持つ人材と働き手を集め、同時にそれに必要な財源も沢山の方々から寄付を募って揃えています。
現在は、寄付の概念が少なくなりましたが、この概念、クラウドファンディングそのものですよね。一人ひとりが行う活動や出す資金は小さいですが、それがたくさんの群衆からの活動になれば大きなものになる。
現在はそのプラットフォームが多数あり、Webという文明の発明によって、より簡単に勧進の仕組みを使うことができるようになりました。