デザイナーやクリエイターが元気。と何となく皆さん感じているかもしれませんが、何故でしょうか?
これらの考え方や思考の枠をまとめて整理した手法にデザイン思考があります。
主導はアップルのPCのやマウスのデザインでも有名なデザインのコンサル会社であるIDEO。何か新しいモノをデザインするときの手法を体系的に整理しています。が、その中身を見ればあたりまえですが「試行錯誤」のアプローチ。プロトタイプを作って、それをテスト的に使ってみる。実験と検証を繰り返し行い、そこから問題の設定、課題の発見、そして解決策へのアプローチというサイクルを回しながら完成に近づけていくのです。
良く、考え方が浅い人に限って、何かすばらいしいアイデアや考えがいきなり出てくる!と思っている人を観察します。でも、多くの素晴らしい企業や組織や個人をインタビューしていると、取り組み方にこそ異なりますが、四六時中そのことを考えては少しづつ良くしています。結果、いいものができている。でも、きっとその人の中には、そのモノ自体も完成の途中で常に完成形を追い求めているのだとおもいます。
まだ要領が変わらない人は、一生懸命考えたことが既に他の人も考えていることにがっくりきて、考えることを諦めます。でもこの時に、一生懸命考えた方向性が悪くなかった!私も、同じようなアプローチをできている、ってことは続けると更によくなるかも!と前向きに続けることが重要です。すごいもの、新しいものって相対的な概念です。はじめは自分の中で新しくて、便利で、他よりも良いということで十分です。その時点で回りに既にそれを凌ぐものがあっても当然。だってまだ始めたばかりだから。それらを続け、考え、試行錯誤して、そして検証し続ける。すると徐々に回りよりも良いもの、新しもの、便利なもの、革新的なものができはじめる。継続した結果、よいのができているのです。
デザイン思考って、体系化されていますが、基本的な考え方が非常に重要だとおもいます。後は、それらを加速させるために「現場での調査」「プロトタイプ」「顧客によるテスト」「ブレスト」を使って、見えないものを何とか見える状態にしながらアイデアをブラッシュアップします。
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参考記事:http://www.itmedia.co.jp/im/articles/0704/17/news126.html