早嶋です。
新年明けましておめでとうございます。
皆様におかれましてはつつがなく新しい年をお迎えのことと
お慶び申し上げます。
戦略とは「しないことを明らかにする」こと。
と言われるものの、2013年はどちらを選択していいのか、
分からない年だったと思います。
リーマンショック後、新興国や資源国に流れていたお金の動きが
米国に移っています。
世界経済の成長が鈍化して、BRICSの低迷が観察されました。
政治腐敗が大きな理由で先進国入りが困難だったのでしょう。
欧州と米国では日本化が大きなテーマとなりました。
しかしゼロ金利でも景気は浮揚せず長期デフレの懸念が広がっています。
米国は景気が回復する一方、GDPと株価が乖離し始めています。
先進国での雇用とスキルのミスマッチの縮図を垣間見ることができます。
民主制が良いのか、独裁が良いのか。
力強い日本の企業は多様性よりも強烈なワンマン経営が後を押しています。
一党独裁が良いのか否か。
独裁国家はアラブの春以降、逆に混迷した国家になっています。
何が正解か。
中小企業の経営において一つ言えることは、
主のビジネスにフォーカスし、
傍流のビジネスを整理することではないでしょうか。
大きな金額のビジネスを一発勝負することなく、
小さくても定期的に入る仕組みをコツコツ構築していくことではないでしょうか。