早嶋です。
普段はSuicaを使っています。関西に出張の時は使え得ないことにびっくりして、都度券売機で切符を購入していました。これでようやく不便さから解放されると思いきや、まだ先のようですね、ICOCAとの統合は。
更に、たまに使うポートライナー(三ノ宮からポートアイランド、神戸空港をつなぐ路線)での相互利用はH26年からで、PiTaPaの電子マネー利用もエリア外ではまだです。関西をスルッと抜けるにはまだまだ時間がかかるようですね。
しかし、JR同士は隣同士が仲が悪いですね。東京駅の駅員さんに新幹線のことを聞くと、JR東海だから、東日本ではわかりません!的な対応をされることがあります。新幹線の駅にある自動販売機もICカードの境界を感じることが多々あります。ネットで関西から東京間の新幹線の予約をしました。発見はJR九州の駅でも可能とのことだったのですが、座席の変更は、なんと不可能。JR西日本の窓口に行って下さいとのこと。
行政の共通番号制ではないですが、うちわの話を基準にするのではなく、顧客を基準にして欲しいものです。そもそも「はじめからやって!」って感じですよね。結果的に顧客視点にたったほうが、無駄なコストも時間のロスも少ないはずですから。そして、常にその漬けはユーザーに回ってくる。
国民性なのか、構造の問題なのか。民間でもいいのでどこかが主導権を持って共通プラットフォーム化を進めることが最終的には理想ですね。互いに競争して互いに違うモノをつくる。初期の段階は技術の発展等が考えられるので良いですが、ずっと平行線をたどるのは優れた発想ではないですよね。
日本人は初期投資とオペレーションコストを天秤にかけて冷静な判断をするのが苦手なのでしょう。また、途中で辞めるということに対してもアレルギーがあるのでしょう。でも、ダメなら途中でやめて、ながいものにまかれる発想も重要なのだと思います。