早嶋です。
企業の販促活動を見ていて、販促活動のみが独立して部分最適化されていることがよくあります。
先日、公開講座のワークショップを実施しているとき、次のような販促活動を目にしました。新商品の飴玉を試供品として提供しているのです。その手法は、ワークショップの受付の名簿蘭記入のとなりに無造作に置いています。「ご自由にお取り下さい。」
実際にワークショップの参加者は16名。アイスブレイクとして参加者の内、飴玉に気がついたヒトは何人いたか調べると3名。その内飴玉を手にとったヒトは2名。・・・。
企業のマーケターは、顧客ターゲットを企業に務める方とフォーカスしたのでしょう。今回のワークショップは完全に応募型なので企業に務める方以外の属性を初めから予測することは難しい。しかし、確実に企業に勤めている方が受けに来る。そこで研修会社を通して配布する方法を思いついたと思います。であれば、もう一歩踏み込んでテロップを少し工夫するとか、このような形で提供して下さいとか、条件をつけると良いものの。
販促物を作ることで精一杯で最後のつめがどうも甘い販促活動だと思いました。