早嶋です。
グローバル化を進めるにあたり、商品のロゴやブランド名が他地域、他国でも同様に認識されるか?は重要な課題です。また、昔の日本企業に多くあったように国内向けのブランドと海外向けのブランドを分けて使用するのも、結果的にブランドポートフォリオが複雑になり、世界観が異なってくるため、グローバルで1つに統合したほうが私は良いとおもいます。
例えば、無印良品が展開している「MUJI」このように、ロゴ=アルファベットの場合、自国で読まれている読み方と地域、海外で読まれる読み方が異なるものがあります。例えば、ドイツでは「J」はヤ行、スペインではハ行、イタリアでは原則として単独では読みません。フランス語ではジャ行になります。
例えば、NECは、日本ではエヌイーシーと読まれますが、海外ではネックと発音する人が多いです。エヌイーシーとネックでは、音を聞いただけでは同一ブランドとして認識するのに難しさがありあmすね。
例えば、NIKE。ナイキと読むのは今では当たり前ですが、ニケです。そこでナイキは、ロゴの表示をスワッシュのみにしてその形を認知させ、ナイキと読む、ナイキと認識させるようにしました。
ブランドを武器にグローバル展開する差異は、そのブランドの読み方、他の地域や国でどのように発音するのか?或は、他の地域や他の国ではどのような意味にとられるのか?を事前に調べておくことは重要です。