早嶋です。
サルバトールダリと言えば、スペイン出身のシュルレアリスムの巨匠。スペインに行けば彼のデザインを体験する場所がいくつもあるでしょうが、日本ではどうでしょうか。
先日、デザインの本を斜め読みしていたら、日本でもダリを身近に感じる商品があることを知りました。それは、チュッパチャップスです。もともと、チュッパチャップスはスペインの会社で、1969年にグローバルブランドとして世界展開する時に、当時も世界的に有名だったダリにロゴのデザインを依頼していたのです。あめ玉を包み込む印象的な包装紙。カラフルな色使い。巨匠、ダリの作品と知ればふっと買いたくなりますよね。
ストーリーとしては当時のチュッパチャップスの会長がダリを昼食に誘い、ロゴを依頼。するとダリはその場でレストランのナプキンの上にひな菊を模したデザインを書いたそうです。会長は即座にそのデザインを採用したのが今のロゴになっているのです。