企業規模が大きくなると、それに乗じて様々なことがおこります。
ベンチャーから脱し、規模が安定してくると、そのような会社で働きたい人たちが集まります。悪くはないのですが、徐々に文化が異なってきます。
規模が大きくなると、組織が分割されはじめます。従来のようにコミュニケーションが取りにくくなり、入れ違いが生じます。
利害関係社が増えるにつれて、創業者やトップの志しや想いが見えなくなります。また、顔も見えなくなるため、緊張感が緩くなります。
企業規模が大きくなると、それに併せた売上を確保する必要にせまります。従来のようにニッチな市場でとことん拘った体制だと、その規模を喰わせる売上を確保するのが難しくなります。全うなマネージャーが増え、チャレンジすることよりも守りに走ります。
戦略を実行するためには、やはり、ヒト、モノ、カネ、時間、リスクのバランスが重要です。
規模に応じた組織を構築することも重要です。