早嶋です。
ビジネスで成功するためには、教育や学歴は必要でしょうか?早嶋は考えます、在るに越したことは無い程度だと。学校の教育はある種偏った記憶に頼った部分も否めません。偏差値は一つの評価であり、万事に通じる評価では在りません。
書店をのぞけば、必ず成功する10の心得とか、ビジネスを成功に導く10のステップ、など様々なノウハウ本があります。特に空港や新幹線の駅などは、ビジネス客が多いためか、この手の本を沢山見かけます。しかしその内容は共通している点が沢山あります。目標を持て。計画は紙に書け。行うことを整理して集中せよ。むやみに手を出すな。常に考えて行動せよ。諦めるな、継続せよ。失敗から学べ。等々。
秘訣というより基本です。だからこそ、これが秘訣?と思うでしょう。しかし、必ず成功する秘訣なるものがそもそも書店に売っていれば、世の中皆、億万長者になっているでしょう。そう、誰でもが成功できる秘訣なんて存在しないのです。これは良く理解しておく必要があります。やすやすと成功は近づいてこない。自分が強く望むのであれば、自分の努力のみで勝ち取れることを。ましてやビジネス書に書いている通り実行したとて、全く同じように再現することなぞ不可能に近いでしょう。自分に当てはめて考え、自分の状況に合わせて行動することが大切です。
目標や計画を持つことの大切さ。そもそも成功とはお金を沢山稼ぐことでは在りません。自分が考えた通りに実現した姿が成功です。自分のビジョンなしに、ただひたすら拡大や利益を追求していれば、いつしかそのことが目的になるかも知れません。生活の中で仕事が全てになり、家族と過ごす時間や、人生をエンジョイする時間もなく朽ちて行くでしょう。莫大な富と利益だけが残り、使うこと無く消えていく。
それよりも、自分がハッピーになれる瞬間が沢山来た方が豊かな人生と言えるでしょう。そのためには目標を明らかにして、それを達成するためのプランを考えます。世の中、プランのない人は良く見かけます。繰り返しですが、計画が無ければ何事も成し遂げることは出来ません。基本中の基本です。
ビジネスは事前に明確な目標があり、それを達成するために計画的に行動を続けることです。見えないものを勝ち得ることは出来ません。従って目標を見えるように可視化します。最も簡単な方法は紙に書くことでしょう。具体的にかつ、達成したことが分かる程度に、そして自分が分かることも大切です。そのような目標はおのずから自分が何をしなければならないのかが明らかになります。
人は案外、弱い生き物です。少しつまずいてしまうと、本来の目的を見失います。そして、目先のことに目が眩んで、本来しないで良いことに手を出します。しかし、資源を集中することが成功の近道であることを考えると、これは明らかにネガティブな行動です。当たり前ですが、状況に柔軟に対応することは大切です。市場の動向や景気の善し悪し、状況の変化等々。しかし、立てたシナリオそのものに問題が無いか切り、計画に沿った行動を継続することが成功に近づく基本です。
そう考えると、計画を達成するためにはある種のストイックさが必要です。ゴールに繋がる計画のひとつひとつを諦めること無くコツコツと実行していく。苦しい時も在るでしょうが、自分を信じてただ継続する。その先に自分の成功が在ることを噛み締めながらです。