いくつかの教育機関から話を伺いました。2:8の法則はやはり当てはまる。
例えば、1年程度のコーディネーターを養成するプロジェクトに講師という立場で参加させて頂きました。1年間の間、事務局と講師で考えたカリキュラムを提供しながら、参加者はコーディネーターとしての学習を積んでもらいます。参加者は、手挙げ方式で自主的な参加にもかかわらず、最終的には6割程度の方々が認定され、その他の2割程度の方はもう少しのところまででした。そして、2割の方は音信不通です。
例えば、ある教育機関で大学の例です。通信教育で学位が取れる大学です。最初の1年はほぼ100%近い学生が熱心に議論をするのですが、2年目、3年目になるにつれて音信不通の学生が目立ってきます。大学ですからもちろん自分の意志での入学です。
2:8の法則は、経験則で、組織の2割の人が全体の組織を引っ張り、6割の人はその組織に追従して成果を上げる。しかし、2割の人は活躍しない。という内容。
経験則ではありますが、どのような事にも当てはまります。やはり多くの活動は正規分布になり、できる人からできない人までまんべんなく偏っているという事でしょう。
組織って、面白いですね。
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