久々に、ほっともっとの唐揚げ弁当を食べました。
唐揚げ弁当には、得唐揚げ弁当なるものがあります。通常より60円増しで唐揚げが1つ余分についてくる弁当です。4個入りが5個入りになるわけでちょいとお得な感じです。思わず得唐揚げ弁当を注文しました。弁当のふたを開けてみると、確かに5つ入っているのですが、ひとつ小ぶりな唐揚げがありました。思わず、「5つ目の唐揚げが小さい!」と思いました。
この消費者心理を考えました。得唐揚げ弁当は、1個唐揚げが多く入っている。しかし、どの唐揚げが余計に追加されたのかの定義はありません。なのに、一番小さな唐揚げを勝手に5個目に考えたのです。そして「小さい!」と。
ここは盲点かもしれません。もし4個から5個に有料で追加する場合は、極力大きさをそろえるか、若しくは追加する唐揚げを大きくするか、しなければ得したはずが、損した気分になるのです。たまたま小ぶりの唐揚げが1つ入っていただけで、消費者は勝手に小さい唐揚げが追加された!と感じるからです。
プライシングのお得感は、最新の注意が必要ですね。