『顧客第一の信念に徹し、社業を通じて社会の進歩に貢献する。誠実を旨とし、和を重んじて公子の別を明らかにする。世界的視野に立ち、経営の革新と技術の開発に努める』
これは三菱重工の社是ですが、多くの日本企業はCSR活動が盛んになる前から実質的なCSR活動に取り組んでいます。日本企業は、社会に対する貢献を通して企業としての責任を果たしています。これは近江商人の「三方良し」にも通じます。当事者である売り手と買い手、そしてその取引が社会全体の幸せにつながるものではならないという考え方です。
2001年のエンロン事件などの一連の大型不祥事では、一夜にして企業が崩壊しました。企業は当然、コンプライアンスの徹底を急ぎます。そして昨年のリーマショックに端を発する金融恐慌以降、CSRの根本理念はさらなる重みを増しています。
明確な社会理念を持ち、その実現に向けて行動を行う事で、持続的な成長を遂げる。短期的な収益目標にこだわることなく、中長期的な企業成長を目指す。これまで継続された愚直な日本的な経営方針は、今後更に世界から注目を集められるのでは無いでしょうか?
早嶋 聡史(はやしま さとし)
【ビズ・ナビへのお問い合わせ】
うーん、この集団に相談してみたい!と思って頂いた方は、お気軽にご相談下さい。
お問い合わせはこちらから。
【関連サイト】
九州でマーケティングのご相談、法人営業のご相談はビズ・ナビ&カンパニーへ。
お問い合わせはこちらから。
九州で店舗M&A、小規模M&Aのご相談はビザインのストラテジックM&Aへ。
お問い合わせはこちらから。
【関連雑誌】
日経ビジネスアソシエのムック本、スキルアップシリーズ「できる人の実践ロジカルシンキング」(最新号) に戦略思考を担当・執筆しています!
詳しくはこちらから。