早嶋です。
コーチングの6つの基本スキルのうち、「確認する」についてです。前回は、コミュニケーションを成立させるのは受け手であり、相手の知っている言葉で、相手の知らないことを伝えることの重要性をお伝えしました。
先週、近くの商工会議所でセミナーを行った時のことです。「フィードバックって日本語で言うと、どういう意味?」と予想もしなかった質問を受けました。
自分にとっては当たり前の言葉でも、相手にとっては当たり前ではないことを身をもって実感しました。
フィードバックについて考えます。
フィードバックとは、もともと、工学用語です。機械などを制御する場合に出力した信号の帰りを基に動きを修正する事を差します。ピンとこないでしょう?説明がへたくそな理由もありますが、ロボット工学に精通していない理由もあります。
そこでコミュニケーションに置き換えてみましょう。コミュニケーションにおけるフィードバックとは、分かりやすく表すと、『相手のパフォーマンスの向上のために情報を提供することです。』
皆さんの部下にフィードバックする時に注意することは、部下のパフォーマンスが「望ましく、期待に沿ったもの」であるか、逆に「望ましくなく、期待に沿っていないもの」であるかを識別することです。
今日のやってみよう:
『相手というロケットの軌道がズレていないか、現在地点と予定された軌道を絶えずフィードバックしてあげよう!』
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