早嶋です。
コーチングの基本スキル「承認する」の3つ目「しかる」(相手の不適切な行為・行動に対して改善提案する。)は今回でおしまいです。
前回は「しかる」という内容を書いた後で、「しかる」について書いた新聞記事を目にしました。
記事では、「部下をしかることに対して、女性の方が、抵抗を感じている」という内容でした。記事によると女性から女性に対して、しかるということに抵抗感を感じる。女性の上司にしかられた経験が少なく、お手本となる人が殆どいないという内容でした。
記事の中でも「しかるコツは、その場で・具体的に」と書いていました。
また、アサーティブな対応、つまり自分と相手の面目を傷つけずに、相手の非を悟らす対応が重要と書いていました。
しかるというのは、怒るのではなく、相手を許すことと同じことだと、時々思います。許したい気持ちがあるからこそ、しかるのではないでしょうか。
話がコーチングから反れてしまうかもしれませんが、アメリカの前大統領、ブッシュさんは、一般教書演説の中でイラクの平定には2万3千人の派兵増が最善の策だと訴えていました。
ある賢人は言いました。「平和は力では保てない。平和を保てるのは相互理解だけだ。」-アルバート・アインシュタイン-
今週のやってみよう:
『しかっている時に、昔の大統領みたいになっていないか振り返ってみよう!』
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