早嶋です。
今回もコーチングの基本スキル「承認する」の3つ目「しかる」(相手の不適切な行為・行動に対して改善提案する。)についてです。
しかるは書くほうもつらいテーマなので足早に行きます。とはいえ、しかるも重要なのです。コーチングというと「ほめ活かし、ほめ育て」が重要で、とにかく、ほめればいいと思う方もいますが、「ほめる」と「しかる」は車のアクセルとブレーキのようにどちらも必要です。
大事なのはその「しかり方」であり、その場で、具体的に、を先週お伝えしました。
今週は、しかる場合の10ヶ条をお伝えします。
1 相手を責めない
2 一緒に○○しよう という気持ちで
3 相手の人格を否定しない
4 相手にレッテルを貼らない
5 他人と比較しない
6 相手の成長を認めてあげる姿勢で
7 過去の失敗を蒸し返さない
8 成功イメージが浮かぶような言い方で
9 しかった後は必ずフォローする
10 長いお説教よりも短いメッセージで
どうでしょうか。私自身あまり実践できていない10ヶ条です。こうしてみても、やはりほめると一緒です。怒る=噴火爆発ではなく、しかる=温泉のイメージです。
今週のやってみよう:
『一緒に温泉に入っているイメージを持ちながらしかってみよう!(もちろんむやみやたらにしからないこと)』
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