早嶋です。
グリーン家電の購入は5月15日以降に!という家庭は多いと思います。長田もその一人で、おうちの照明をすべてLEDに変えよう!と計画していますが、エコポイントが始まるまで控えています。
エコポイント(エコ・アクション・ポイント)は、消費者が地球温暖化対策型の製品やサービスを利用した時にポイントが獲得でき、そのポイントは様々なメニューと交換できるというプログラムです。今月10日に政府の経済危機対策において「エコポイントの活用によるグリーン家電普及事業(仮)」の実施が決定しました。
エコポイントの目的は、地球温暖化対策の推進と経済の活性化、そして地上デジタル放送対応のテレビの普及です。対象となる家電製品は統一省エネラベルで星4つ以上を取得していることで、エコポイントの付与率は地デジ対応テレビで10%、他の家電については5%程度に設定されるようです。
温暖化対策が求められる背景は地球温暖化を防止するための京都議定書の約束期間が2008年から始まったことをあるでしょう。2012年までに1990年と比較して6%の温室効果ガス削減を約束しています。しかし、1990年と比較して現在では6.2%増加していることから実際は12%以上の削減が必要です。
そこで特に増加傾向にある家庭部門やオフィスなどの業務その他の部門における排出量を削減しなければ追い付かない!というわけです。エコポイントは国にとってはリーサルウェーポン、切り札なのです。