早嶋です。
“The Palace of Holyroodhouse”ホリルードハウス宮殿。スコットランドにおける英国皇室の宮殿として利用されていて、王室メンバーがスコットランドを訪問する際はここに滞在するという施設。
その施設の敷地内に次のような看板が立っています。”Please keep to the pass”もし、日本だったら「立ち入り禁止」と表現するでしょう。入るな!という観点と道をそれるな!という観点。表現の違いはそのまま文化の違いを表わしていますね。
早嶋です。
“The Palace of Holyroodhouse”ホリルードハウス宮殿。スコットランドにおける英国皇室の宮殿として利用されていて、王室メンバーがスコットランドを訪問する際はここに滞在するという施設。
その施設の敷地内に次のような看板が立っています。”Please keep to the pass”もし、日本だったら「立ち入り禁止」と表現するでしょう。入るな!という観点と道をそれるな!という観点。表現の違いはそのまま文化の違いを表わしていますね。
早嶋です。
イギリスの食べ物はおいしくない!と皆が口を揃えて言います。それでも有名なローストビーフ。ローストビーフは高級レストランで食べる食べ物ではないようです。
日曜に街中を歩いていると至るところに”Sunday Roast”の張り紙があります。何かな?とお昼時に入って店員さんに尋ねると「日曜にビーフをはじめ、ポーク、ラム、チキンなどをローストして食べる伝統があるから」と。普段は別々に暮らしている家族も日曜には集まり一緒に食事を楽しむそうです。
郷に従えということで、ローストビーフを注文。大きなローストビーフが2枚。付け合わせの野菜とポテト。このポテトは丸ごと揚げた感じでホクホクしておいしかったです。また、”Horseradish”ホース・ラディッシュという西洋わさびをつけて食べる体験も行いました。
ソース。ローストビーフのソースと言えば”Gravy sauce”グレービー・ソースだそうです。店員さんは「うちのはお勧めよ!」的なことを言っていました。どこもソース自慢をするのでしょう。肉汁をベースに作ったたれで、パートナーの長田は嫌いみたいで「いらない」みたいな事を言っていたら店員さんが陽気な声で「なんてもったいないの!」なんて会話をしていました。早嶋はもちろんグレービー・ソース。郷に従えです。まぁ、おいしかったです。
それからローストビーフを頼むと必ず”Yorkshire pudding”ヨークシャー・プティングがついてきます。プティングと言っても実際はシュークリームの皮みたいなパイでとっても不思議な組み合わせです。ビーフとグレービー・ソースでひたひたにしたヨークシャー・プティングにホース・ラディッシュをたっぷりつけてほうばる。口の中は一気にサンデーロースト。イギリスと体感しました。
ところでイングランドの人はみな陽気で会話をしていたら分かるのですがいつもジョークを交えています。こちらの店でもテンポよく店員さんが声をかけてくるものですから気分も上場。みな生まれつきサービス業を目指したのごとくです。当然、チップの量も増えますし、クロスセリングも思わずしたくなりますよね。
写真は、ギネスビールを注いでいる瞬間ですが、奥の時計と早嶋の時計に時差が5分あるのを注目下さい。早嶋の時計が正確な時間です。アルコールを出す時間が12時半からと決まっているのです。しかし、お客さんがせかすので時計の時間を5分早くしているのです。法的に何か言われても、「時計を見てちゃんとだしていますよ!」なんて言い訳をするのでしょうね。愉快な人たちです。
早嶋です。
エジンバラはスコットランドの首都でグラスゴーにつぐスコットランドの第2の都市規模を持ちます。人口は46万人で15歳未満が14%、15歳から24歳未満が16%、25歳から64歳未満が56%です。
エジンバラは政治の中心で行政府、商業都市として栄えています。商業が栄えているニュータウンを視察しましたが、日本の状況と酷似している点がありました。例えばアパレル関連です。
H&Mは若い人を中心に4階建ての店舗をほぼ人で埋めていて、レジには人が並んでいる状況です。エジンバラのH&Mも非常に好況です。一方で百貨店に相当する建物や商業施設は人の入りもまちまち。比較的人の入りが良く栄えている百貨店は価格帯を抑えた商業施設でした。
RBSの本拠地がある地区は金融街特有の高級な商業施設がそろっていますが、やはり人の出入りは非常に少なく、店員の数の方が圧倒的に多い状況です。世界的な金融ショックの影響でしょうか。シティーバンクのオフィスもそうでしたが、中心地であってもオフィスの空室がまばらに見られます。
日本の商業施設と違う点は、商業施設によって明確な顧客ターゲットが分かれている点です。同じ百貨店を取る業態であれ、取り扱っている商品は全く違います。極端な話、低価格品、高級品と言った感じです。顧客ターゲットを絞っている分、店舗面積も1店当たりではそこまで広くはありませんが、商品は充実した感じです。
日本における近年の百貨店は統合を繰り返し売上至上主義になっている感じをうけます。従って店舗面積を拡大し、取り扱っている商品はあらゆる人をターゲットにしているので、結果的にどこの百貨店に行っても変わり映えがしない。そんな状況ではないでしょうか。
ターゲットを絞った店舗展開。こちらに関しては海外の店舗から見習うべき要素が沢山ありそうです。
早嶋です。
ロイヤルバンク・オブ・スコットランド(RBS:The Royal Bank of Scotland plc)は、エディンバラに本店を置くイギリスの大手民間銀行で、スコットランド・ポンドの発行も行っています。
こちらの銀行、ご存じの通り銀行の不良資産の損失を保証する資産保護のスキームを活用しています。つまり実質、国有化となったわけです。
エジンバラ空港に着いたとき、いたる所にRBSの広告がありました。そしてマーケティング・キャンペーンの取り組みの一つとして、「’Make it happen’ Campaign」を行っています。もちろんこのフレーズはポジティブな意味で「何かを起こす!」ということでしょうが、確かに「何かが起こっています」ね・・・。
ちなみにRBSの紋章は馬と鹿が対面しているデザインです。日本人なら何かをイメージするはず。。
早嶋です。
時差のせいでしょうか、朝早く目覚めました。エジンバラの街をランニングした時の映像です。
待ちの中を歩いているの○○closeという小さな路地が沢山あります。路地に入るとカフェや住宅用の建物が顔を見せます。良い雰囲気です。
カールトン・ヒル。エジンバラのニュータウンの東に位置する小高い丘です。ここに登とエジンバラの全景を眺めることができます。ザワザワと聞こえてくる音は風の音です。
早嶋です。
主要な空港やホテル周辺、ネットカフェはもちろん、ファーストフード店、カフェテリアやレストランなどWi-Fiを使用できるホットスポットは沢山あります。
ただしどのプロバイダーもテンポラリーで接続するためか非常に高いです。日本と比較した時の相対的な価格ですが。
ネットワークを検出し、ブラウザを立ち上げ、プロバイダーにつなげ、利用時間分のIDを購入するのが一般的な流れです。利用時間分のIDはホテルのフロントやほっとスポットを運営しているカフェなどでも購入できます。
価格の目安ですが、1週間で£60、24時間で£15、60分で£6.5。ちなみにスキポール空港のホットスポットの利用価格は30分で6ユーロでした。
日本でネットにつなげるとき、ホテルの有償サービスでも、どんなに高くても1日あたり1000円程度です。こう考えると割高ですよね。
早嶋です。
エジンバラに到着。オランダ時間から再び1時間戻して夜の9時。エジンバラと日本の時差は9時間なので、本日の一日は33時間(=24時間+9時間)という計算。最近、不規則な生活をしていないのでとっても長い一日でした。
イギリス。日本ではこのように呼びますが、正式名称は”The United Kingdom of Great Britain & Northern Ireland”、グレート・ブリテン及び北アイルランド連合王国。中学生の地理のテストで1度は書かされたと思いますが、その名の通り、イングランド、ウェールズ、スコットランド、そしてアイルランドから分離した北アイルランドの4つからなる連合王国です。
今回の出張はスコットランドとイングランドが訪問先です。
エジンバラはスコットランドの首都、歴史的な建造物が集まるオールドタウンと、18世紀以降に計画的に造られたニュータウンに分かれ、ユネスコの世界遺産に登録されている街です。
入国審査や両替をする時、なんとなく訛りが強く聞き取りが難しいなと感じましたが、取ってもフレンドリーな国民性のようです。空港から中心部まではタクシーで移動。10時過ぎであっても高齢の方が犬を連れて散歩していたり、バス停でバスを一人で待っていたりと、治安は評判通り良いようです。
しかし、建物が全ておとぎ話に出てくるような建築様式。明日からが楽しみです。
早嶋です。
スキポール空港に到着。こちらの空港はKLMなどオランダの航空会社やKLMと提携するノースウエスト航空のハブ空港と言うことだけあり、必要なモノは全て揃います。
エジンバラまでのトランジットで5時間くらいあるので、ラウンジでシャワーを浴びたところです。
ちなみに空港内にはショッピングやレストラン機能はもちろんのことマッサージやホテル、カジノまで揃っています。
早嶋です。
従来使っていた紙ベースのチケットに印刷されていた全ての情報が航空会社のデータベースに入力されるようになって、チェックインなどの手続きが楽になりました。
パスポートだけ持っていれば、航空会社がチケットを預かってくれているので楽に出国できるというわけです。これで航空券の盗難や紛失といった事を気にする必要がなくなりました。
パスポート一つで全ての手続きをできるのであれば、国内の手続きもパスポート一つで管理できるような統合データベースが欲しいですね。パスポートは皆が持っているものではないから、何か変わるカードや認識する方法があるといいですね。
現在、身分を証明するものなんて保険証や免許証です。これも条件によっては持っていない人もいるでしょう。個人を特定するのが難しい国なのです。
もし、個人をもっと楽に特定することができれば、例えば住民票なども役所それぞれに取りに行く必要なんかなくなりますよね、さらにデータベースが統合されれば飛躍的に便利になりますよ。印鑑証明書も引っ越しの度に登録しないといけない。こんなことも解消されますよね。
現在、都道府県市町村にそれぞれバラバラのデータベースた基幹システムが入っていて、それぞれ管理したり導入したITベンダーが異なっています。それぞれが部分最適を目指した結果、移動するたびに、しかもその場に行かなければ手続きができない。
でも、国が一声かけて全てを統合してシステムを同じ土俵に乗っけてしまえば実現できない話ではない。
少なくとも、海外の航空会社はパスポート1枚で世界のどこに行っても個人を特定することができるのですから、不可能な話ではないですよね。
早嶋です。
本日より4月2日までイギリスに出張です。朝一の便で成田に移動し先ほどチェックインを済ませました。いつもと違ってイギリスの文化や感じたことなどを2日までブログに綴っていこうと思います。