早嶋です。
昨日、今日とパートナー会社であるEQパートナーズさんとともに、1-DAY-MBAの公開講座でした。企業の人事担当者向けに1-DAY-MBAのコンセプトと実際のデモを行いました。
昨日は十数社程度の企業様、本日は40社を超える企業の方々に来ていただきました。参加企業の方々、お疲れ様でした!!
早嶋です。
昨日、今日とパートナー会社であるEQパートナーズさんとともに、1-DAY-MBAの公開講座でした。企業の人事担当者向けに1-DAY-MBAのコンセプトと実際のデモを行いました。
昨日は十数社程度の企業様、本日は40社を超える企業の方々に来ていただきました。参加企業の方々、お疲れ様でした!!
早嶋です。
祝日ですが、昼はランチをしながらボード会議。夜は、ビザインの作戦会議でした。
さて、最近気になっている商品があります。小型プロジェクターです。プロジェクターが世の中に出始めて、会議やプレゼンや研修で当たり前になる中、もっと小さいサイズのプロジェクターがあって手軽に使えたらなーと思っていました。そう、それが商品化されているのです。
商品化している主なメーカーは2社。住友スリーエムと台湾のオプトマ。どちらの機種も手の平サイズ(携帯より一回り大きい程度)を実現しており、直接PCに接続して画像を壁などに投影できます。
オプトマの製品は、去年の11月頃よりアップルストアのオンラインで先行予約をしていますが、年間1万台程度の販売予測に対して、去年の2か月だけで4000台を販売。この傾向は、住友スリーエムも同様のようで「思ったより売れている」ようです。これに対して東芝などの大手電機メーカーも開発に関心を示しています。
初めて商品化される商品のスペックは、決まって「まぁ、使えるかな?」というレベルに対して少々割高。実際、2機種は5万円前後の価格帯。しかし、技術的な関心や新しいいことに興味を示す人は必ず存在します。そして、この人たちによって新商品が世の中に普及するかどうかを見極める初めの一歩につながります。普及理論でいうイノベーターです。彼らの存在によって、商品は洗練され、価格も1/5くらいまでに落ちていくでしょう。
もし、そのような流れになれば、イノベーターの次の立役者、アーリーアダプターの登場です。キャズム理論に即して考えれば、小型プロジェクターの勝負どころは、アーリーマジョリティーに受け入れられるかどうかです。
ちなみに、今後は小型プロジェクターとしてのジャンルを確立するというより、現在のデジタルカメラ同様、ケータイやパソコンの内臓部品として、この技術は日の目を見るのではないか?と考えています。
早嶋です。
世界的に自動車産業は低迷していますが、その中でもフォルクスワーゲン(VW)は好調です。VWの発表では08年の世界販売は新興国での販売により過去最高記録を更新して対前年比0.6%増の623万台に達しています。(ただし、発表では、今後の市場低迷を加味し09年は減少する可能性を示していました。)
この業績好調の理由は、VWが競合他社と比較して新興国に強いことが挙げられます。確かに、初めて上海に訪れた時、ほとんどの車がVWで、中には黒塗りの高級車があふれていたのを思い出します。
VW新興国販売好調の実績は、先週の大前さんのニュースの視点でもありましたが、06年以降に急激に販売を伸ばしています。特に中国では06年約70万台だったのが08年は100万台を突破。更に、ブラジルやロシアなどの新興国でも販売台数を伸ばしています。先日のNHKで特集されていたエタノールビジネスで急激に反映しているブラジルの労働者が買い求めている車もVWでした。
さて、この躍進の引き金を引いた立役者は誰か?多くの紙面や雑誌で度々コメントされていますが、現在ポルシェCEOのヴィーデキング氏です。ポルシェとVW?と思われるかも知れませんが、09年1月にポルシェはVWの株式を50%以上取得しているのでVWはポルシェの子会社となっているのです。
VWは第二次世界大戦前にナチス政権の国策企業として設立された会社です。その後、西ドイツ政府のモノとなり60年代まで国営企業でした。そのためにVWにはVW法という法律がありました。この法律は、投資家がVWの株を買ったとしても議決権の20%しか保有できないというものです。
しかし、VW法という規制もなくなります。VW自体の経営が思うようにならず、ゴルフなどの代表する車は売れていたが利益を出せない体質が続いていたからです。ただ、株式を購入されてVW法のタガが外れてしまえば業界大手や投資ファンドによって買収攻撃や企業解体をされるだろう!というのがVWや政界が考えていたシナリオです。
そこに浮上したのがポルシェ。ポルシェはVW会長個人が関与していた会社でもあったことで、05年にVWの株式を買い取り20%の株主となります。そして、徐々に30%とシェアを広げていきます。
ポルシェがVWの株式を購入することで、不安を抱えていたVWの労働者も元の通り働ける環境が整います。そして、何よりもポルシェがVWの経営に関与することができるようになったことが、現在の好況につながるのです。
VWは売上を上げていたものの利益が取れない会社でした。マネジメントの部分に多くの課題を抱えていたのでしょう。しかし、ポルシェの経営状態は当時から極めて良く、ドイツ自動車業界では奇跡的な存在とさえされていました。VWの7%にあたる売上高だったにも関わらず、当時のVWと同程度の利益を出し、更に進捗していたからです。
そう、その当時からの責任者がDr.ヴェンデリン・ヴィーデキング氏だったのです。
ポルシェのCMを探してみました。少年が「20年後に買いにくるよ!」と言ったり、最後のナレーションに「ポルシェに代わるものはない!」と言っているところが素敵です。
早嶋です。
本日は、唐津上場商工会での「売上アップ研究会」でした。前半戦の3回シリーズは今日で終了。売上の仕組み作り、ということでマーケティングの環境分析、セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング、そしてマーケティングミックスの考え方を皆で共有した後、5企業の事例に置き換えて参加者全員で議論をしました。
今回の参加者は皆さん社長さん、ということで事例も5つ。国民宿舎、鮮魚レストラン・鮮魚卸、板金製造加工、染物、眼鏡・補聴器・宝飾品販売。毎回、それぞれのケースにあてはめて考え、今後の対策を行動レベルまで話し合います。
他の企業のことは良く見え、自分の会社のことは、なかなか見えないなーということで、互いに議論しあいながら、まだまだ改善する余地がたくさんある!ということで、行動プランを作ってもらったところで終了。
次回は、今回作った行動プランを基に、実践で少し行動に移してもらい、3月の中旬頃に実際のフィードバックを基に、更に「売上の仕組み作り」を研究するテーマで最終回を行います。
参加者の皆さん、次回もよろしくお願いします!
早嶋です。
午前中、たまっていた仕事を済ませ、午後は唐津市にある国民宿舎いろは島に移動。来週月曜に最終回を迎える唐津上場商工会『売上アップ研究会』の参加者に国民宿舎いろは島の支配人が参加されていたこともあり、折角なので泊まりに行きます!という事で久々のOFFを楽しんでいます。
いろは島。かつて弘法大師がこの地の美しさに筆を投げたと伝えられるほどの絶景。波静かな伊万里湾の水面に浮かぶ大小さまざまな島々を正面に見れる地に位置しています。客室は全てオーシャンビュー。自慢の温泉は「美人の湯」と言われるとおり、少しトロッとしたお湯、すでに2回度もつかりましたが確かに肌の調子が良くなっています。
国民宿舎ではありますが、経営は3年前から民間の企業が行っています。従ってサービスは徐々に向上しており、かなりコストパフォーマンスが良いお宿です。
いろは島の宿舎には唐津湾に面するプライベートビーチがあります。静かな波打ち際の散策ができたり、夕日が落ちるのをぼーっと眺めたり。また、隣の島は花と冒険の島という無人島があります。ここは、いろは島と吊り橋でつながっており、島全体が子どもが喜びそうなアドベンチャーランドになっています。コンセプトはピーターパンの冒険を体験できる島。丸太を組んで作った海賊船やワニの島、空想の森など家族みんなで楽しめる楽園です。
また、周りの山々は見事と言ってよいほどの棚田。狭い傾斜を利用した日本人の技を垣間見ることができます。水田の季節にはさぞかしその眺めを楽しめることができるでしょう。
ちなみに早嶋の午後は、花と冒険の島やいろは島の周辺を1時間くらいジョギングしては温泉につかるという贅沢極まる午後を過ごしています。
気になる料金は、しめて一泊2食で一人6,750円。2人以上で泊まればさらに安くなりますし、料理のコースもバリエーションに富んでいます。福岡からわずか2時間。お金をかけたくないけれど、たまには非日常を味わいたい方、いろは島に訪れてみてはいかがでしょうか?
いろは島はアクティブシニアや家族連れで常にいっぱいです。しかし、その理由も納得です。
早嶋です。
本日は、りそな銀行ビジネススクールのマーケティングセミナーでした。りそな銀行さんでのマーケティング講座は初めてでしたが、前回の戦略やクリエイティブシンキングに参加された受講者の方々がリピートで出席されていました。ありがたいです!
現在、りそな銀行さんでは大阪と東京を中心に土曜にマーケティングや戦略などのMBAの科目を1日で体験する講座を定期的に行っています。今回のマーケティングもその一環でした。
今後は、ビジネス統計や思考系の講座の予定がありますが、こちらも早嶋がファシリテートさせていただきます。ぜひ、またのご参加をお待ちしております。
参加者の方々、お疲れ様でした!
早嶋です。
終日、富士フィルムさんで戦略立案の研修を行ったあと、明日のりそな銀行さんでの仕事のため移動中です。
ブログ「ネーミングライツ」でもコメントした命名権、自治体や公共の施設の運営に加えて、地方の私鉄でも動きがあります。
平成筑豊電鉄。福岡が炭田で栄えていた頃より私鉄→国鉄→JRと経て、平成元年に生まれた私鉄です。誕生して120年間、歴史とともに地域の暮らしに溶け込んできました。しかし、時代の流れか経営状態は良いとは言えません。そこで、社員のアイデアで、電車のつり革にメッセージを表示するプレートを個人に年間5000円で販売したり、線路の枕木にメッセージを彫れる権利を10年間で5000円で販売したりと、さまざまな取り組みを行っています。
そして、ついに駅名のネーミングライツ募集を開始。いずれの駅名も命名出来る1年間の権利です。募集条件は、福岡の企業に限定せず、国内に登記簿上の本所(本社・本店等)の住所を1年以上有する法人ということです。
募集駅や販売額は、HPで参照できますが、15万円から100万円まで、駅の利用状況に応じて価格を設定しています。この価格、当初は40万円から250万円までの設定でしたが、企業が集まらず今回値下げでの再募集です。
例えば、募集している駅に「あかぢ」という駅があります。もし、ビズナビが権利を取得したら、今年の4月から1年間駅名が「ビズナビあかぢ」となるのです。電車のアナウンスでも「次は、ビズナビあかぢ、ビズナビあかぢー」と流れます。
今回の権利に含まれる特典は、①駅施設の指定箇所に看板を設置・掲示できること、②駅名更新時に優先交渉権が得られることです。看板の設置や改修、撤去などは企業負担で協議の上決定するようです。
広告効果は?と疑問ですが、そんなのを度外視して、駅に会社の名前をつけたい!という社長さん、ぜひ問い合わせしてみてはいかがでしょうか?
早嶋です。
ホンダがハイブリットカー「インサイト」の新型を発表しました。発売は、2月6日~です。インサイトのデビューは、99年ですので9年ぶりの2代目復活です。
今回の注目は、その価格だと思います。ずばり、189万円から。ハイブリットカーの代名詞となっているトヨタのプリウスよりも40万円以上やすい価格設定です。200万円を切る価格設定は、今後のハイブリット自動車の発展において、プリウスの発売依頼のエポックメイキングな出来事となると思います。
早嶋です。
昨日に続き、午前中は唐津上場商工会にて「売上アップ研究会」でした。2回目の本日は、マーケティングでも最もダイナミックなポジショニングについて、参加者の方々と喧々諤々議論を重ねました。
市場を分けて考える発想。ターゲットを絞って自社のマーケティング・ミックスの整合性を突き止めていきながら仕組みを再構築する発想。ポジショニングの概念を基に経営資源を集中させ、自分たちが考えている顧客像を明らかにする。
どれも、少し話を聞けば多くの経営者が当たり前!と言っている内容です。しかし、じっくり検証すると、新しい発想や、まだまだ取り組めていない内容がどんどん整理されていきます。
MBAで行っている内容は、活用するのが難しい!という声を聴くことがありますが、これは、置き換えがうまくできていないからです。如何に他社の事例や理論を自分たちの業界や会社にあてはめてカスタマイズするか?が重要な鍵になります。
今回の研究会では、異業種が5企業集まっているので、STP理論をつかって全ての業種で考えることによって、置き換えの発想を学んでいただきました。もちろん、本日も経営者の方々と議論をさせていただく中で、早嶋も多くの学びがありました。
参加者の皆さん、来週もよろしくお願いします!
早嶋です。
午前中は唐津上場商工会主催の「売上アップ研究会」の初日でした。この研究会は、地元商工会の会員の方々と現在のマーケティング戦略を見直して、今後の売上アップの仕組みを考える会です。今回の参加企業は、5社。旅館運営、飲食・鮮魚卸、メガネ宝飾販売、板金加工、繊維染め。
業種を超えて、各企業のマーケティングのシナリオを考え、各々が顧客の立場になって、経営者として見えない部分を指摘したり。早嶋がファシリテートさせていただきながら各企業のマーケティングのシナリオを考えていきます。
去年はマネジメント研究会と名のもとに、経営者として考える内容を広く浅く取り組みました。実際に1年取り組んでいただき、今回はマーケティングにフォーカスすることに。
本研究会は、議論をベースに進めていき、シナリオを構築していくので、ファシリテートをさせていただきながらも非常に勉強になります。
午後、福岡に戻り打ち合わせを2本済ませ、夜は宇美町商工会にてセミナーでした。タイトルは、「従業員の”やる気”を引き出す考え方」。リーダーシップの話を中心に90分間、参加者の青年部の方々と有意義な時間を過ごしました。
唐津の皆様、宇美町の皆様、お疲れ様でした!