早嶋です。
企業分析やマーケットリサーチをする時に集めた情報を加工したり、さまざまな角度から見て意味合いを見つけたりします。その意味で、データを分析する作業は、収集した情報に付加価値を付ける作業とも言えますね。
分析をする際、進め方のアプローチが3種類あります。1つ目は、あらかじめどのような分析アプローチをすれば良いのかストーリーが見えている場合。次が、何となく関係があるデータを集めて相関分析を行っているが良く見えない場合。そして最後に、何か気になる情報がある場合。
初めの場合は、ある程度のイメージができているので、そのイメージに基づいて分析作業を進めます。この場合の落とし穴としては、疑った目で見なかったり別の角度での分析を行わない可能性があることです。
ただ、実際の分析作業は2つ目の場合か、3つ目の場合が多いです。その場合は、データとデータを重ねてみたり、何かの切り口を見つけては分解したり。平均やばらつきを見てみたり。意外に地道な作業が続きます。しかし、その中からジワリジワリと意味合いが導き出されるのです。
データ分析の極意。基礎的なデータ分析を行ったり、ツールをつかってデータをこねる過程で仮説を立てながら意味合いを導く。
実際、面白い発見や意味合いを見つけたときの感覚は最高です。