早嶋です。
本日は、弊社の経営コーチングツールのプレゼンをアクロスの円形ホールで行った後、その足で飯塚へ。清庵という炭火焼ステーキを食べさせていただくお店に行きました。
このお店、決して立地が良いわけではなくお店の中がキレイなわけでもありません。「実際、もう1回行って」って言われてもたどり着けないと思います。それなのに、福岡市内や北九州からのリピート客で賑わっています。当然、お肉の味は良く、他の食材のこだわりが随所に見受けられました。しかし、これだけではリピートは来ないだろう・・・。
その答えは、店主の清さんにありました。彼の素晴らしい人格とホスピタリティ。お店を行っているのは、「来店して下さったお客さんに喜んでもらうため」。サラリと一言。そのために、材料の仕入れが高騰しても良いモノを提供するし、逆に食材の質が落ちていればメニューとして出さないというこだわりよう。
実際、食べて見ると良く分かります。料理の原価率も通常の料理店では考えられないくらい高いだろうと。
清さんの話に印象的な話がありました。「儲ける」という漢字についての話です。「儲けるという漢字は、信者と書きます。喜んでいただいたお客さんがファンになっていただければ、自然とまたきてくれるし、沢山のお客さんを連れてきてくれる。そして、きっと口コミをしてくれますよ」と。
30年間休むことなく、毎日続けているのは来店してくださるお客様が喜んでくれるから。顧客志向の真髄を体験させていただいた一日でした。