早嶋です。
ブログ「ベジーテ」にてアサヒとカゴメのコラボレーション企画、第三弾のネーミングと商品を予測しましたが、今回は泡でした。その名もベジッシュ。
既にテレビCMを見て試飲された方も多いと思います。ドリカムのお二方が、「野菜とフルーツ、はじけてる!」と商品のキャッチコピーである「野菜と果実のスパークリングカクテル」を強調したCMです。
第三弾の商品コンセプトは今までにない「野菜と果実」のスパークリングカクテル。実に21種類の野菜と5種類の果実が使われているそうです。味のほうは、グレープフルーツベースですっきりとした後味でした。
パッケージも、トマーテ、ベジーテのテイストを守りつつも、グレープフルーツを強調したイエローカラーをベースに野菜と果実を配置したデザインです。もちろん今回もアサヒとカゴメのダブルネームはそのまま。
トマーテ、ベジーテで野菜を使用した低アルコール飲料の市場を形成し、今回は低アルコール飲料で最もよく使われているスパークリングタイプの投入。プレスリリースでは、この作戦、「野菜使用の低アルコール飲料の飲用シーンを更に広げる」と表現しています。
今回の開発も両者の知恵を出し合った商品のようです。野菜に関してはカゴメ、果汁に関したは両社、炭酸やアルコールに関してはアサヒとそれぞれの強みを最大に活用しています。野菜の強みはカゴメの野菜ジュース「野菜生活100」をベースとして、その中でもにんじんにこだわったそうです。他の野菜に関しても炭酸とアルコールに合うように最終的にはベジッシュオリジナルの野菜汁を開発したとか。
1つ気になるのが最終的なフレーバー。よくあるといえば失礼ですが、ベースをグレープフルーツにしているところ。ベジッシュのベジ(野菜)を連想したので野菜ジュースの炭酸飲料かと期待しましたが違いました。第三弾は市場形成後更なる拡大を狙って開発された商品。安全圏を狙ったのでしょうか。
実際のところは分かりませんが、今回のアサヒとカゴメのコラボレーションも見事だと思います。