早嶋です。
経営戦略の3C分析やマーケティングで出てくる市場と業界、こちらの違いについて考察します。
まず、市場とは何か?市場は製品やサービスを購入する可能性を持つ顧客や潜在顧客の集団で成り立っています。そして、個々で言う顧客や潜在顧客は、何らかの問題意識を持っており、その解決策に対して特定のニーズやウォンツを持っていて、彼/彼女らの目的はそのニーズやウォンツを満たすことです。市場の構成要因は「買い手」である顧客であって製品やサービスではありません。
では、業界とは何か?同様に業界の構成要素を見ると、製品やサービス、似通った製品やサービスを提供する「売り手」で構成されます。
市場と業界、単純ではありますが構成要素を「買い手」が「売り手」かで見ることによって分析する視点が違ってくることは言うまでも無いですね。