早嶋です。
本日は1日中、データ分析&ドキュメント作成を行っています。オフィスから一歩も外に出ず黙々と・・・。
データ分析や統計情報を読んでいると、「統計的に有意」という言葉が出てきます。何やらプロっぽい言葉だな?と思った方も多々いると思います。しかし、これは前回紹介した2SDルールを理解していれば難しい話ではありません。
統計の専門家が何らかの分析結果を統計的に有意という場合、それば単に、ある予測値が他の数字から2標準偏差以上はなれていると言っているだけです。有意とは、ある観察結果が偶然だけでは起きないだろうという意味を持ちます。2標準偏差以上はなれている、つまりその観測結果は偶然ではないということです。
統計的に有意とは直感的な言葉です。2SDルールの裏を返すと乱数発生する数値は、期待平均値から標準偏差2つ分以上離れている可能は5%しか有りません。推定した値が他の数字から2標準偏差以上離れていたら、それは統計的に有意な差なのです。直感的に考えると、その差が偶然起こったものと考えにくいということです。
2SDルールを理解すると、統計が楽しくなるでしょ?