早嶋です。
マーケターにとってユーモアのセンスが有ればあるほど有利だと感じます。そして、マーケティングが強い企業はあらゆるところでウイットに富んだユーモアを使っています。これは何もBtoCの世界だけの話では有りません。
左の写真は米国EMERSONのプロセスコントローラーのプロモーションに利用されていたイメージです。この商品自体は、石油プラントの制御装置ということでバリバリのBtoB商品です。
他の企業は、「弊社の商品は、初期投資とエンジニアリングコストを削減します!プロジェクトの計画段階から実行段階を通じて、随所にコスト削減のポイントを組み込んだソリューションをご提案します・・・」と続きます。それをEMERSONは、1枚のイメージで表現しているのです。
こちらの写真もEMERSONの作品です。同様にプロセスコントローラーのプロモーションに利用されていたイメージです。他の企業が、「弊社の商品は、メンテナンスコストの削減につながります!インテリジェント機器とリモート診断を組み合わせることで、フィールドバス時代に対応した余地保全を可能にします・・・・」と宣伝している中、EMERSONはPredictive maintenance!と1枚のイメージで表現しているのです。プロセスコントローラーが事前に教えてくれますよ!というメッセージをうまく伝えています。
注意を払えば、身近なところにユーモアをうまく活用している事例が沢山あります。それらを参考に自社の商品のプロモーションに活用するのはどうでしょうか?