早嶋です。
夜は恒例の瀬高町商工会での儲ける力養成講座:情報編。ビズ・ナビ&カンパニーの情報は、マーケティング志向を取り入れた考え方です。本日も、25名の青年部のかたがたと情報戦略についてディスカッションを行いました。お疲れ様でした!
ソフトウエェアの世界では、ソフト開発を行う際に利用する汎用性の高い機能をまとめてフレームワークと呼びます。アプリケーションの雛形のような感じでしょうか。フレームワーク。経営の世界でも企業や事業戦略を構築したり考えたりする際に、考え方を整理する、思考のモレやダブりを防ぐときのツールとして利用します。
ソフトウエアを構築する場合は、フレームワークを活用して自分が構築したいソフトにカスタマイズして利用するでしょう。同様に、経営の世界でもフレームワークを基に企業や事業にあったフレームワークに置き換えることによって真にパワーを発揮すると感じます。
例えば、3C。外部分析や環境分析を行う場合のフレームワークで、Customer、Company、Competotorの視点でまずその事業を取り巻く大きな環境を把握するのに役に立ちます。
研修やコンサルでこの話をすると「そんなことは既に分かっている!」と感じる方が多いです。しかし、これらを定量的に把握しているか?と問いかけると、「・・・」です。たとえモニタリングしているとしても、自社の数字のみの場合が多く、競合の情報や、顧客の情報は断片的な定量化だけを一度きり行っただけ、定性的な情報収集で終わっている、などの場合が多いです。
コレを悪いとは言いません。しかし、せっかく手前まで来ているので、もう少し突っ込んで分析するのはどうでしょうか。簡単なフレームワークですが、「定量化する!」と言う視点を加えるだけで見直すことがずいぶんと増えてきます。そして、定量化する過程で、新しい気づきや発見が生まれることでしょう。