早嶋です。
10月28日(日)の長崎ベイサイドマラソンにエントリーしました。マラソンは高校生以来なので、10Kmから。先週より、仕事が終わってから夜な夜な大濠公園でトレーニング中。締め切りは、明日までなので、興味のある方、一緒に走りませんか?
早嶋です。
10月28日(日)の長崎ベイサイドマラソンにエントリーしました。マラソンは高校生以来なので、10Kmから。先週より、仕事が終わってから夜な夜な大濠公園でトレーニング中。締め切りは、明日までなので、興味のある方、一緒に走りませんか?
早嶋です。
ソニーは、最先端半導体の生産から撤退し、映像や音響機器といった分野に経営を集中しようとしています。15日に報じられた東芝に対しての最先端半導体の生産設備の売却は象徴的ですね。
今回の売却対象はソニー子会社のソニーセミコンダクタ九州の長崎テクノロジーセンターにあるシステムLSI製造ライン。
それに、注目されているcellと呼ばれるプレステ3用のCPU。ソニーはこれに関して、「システムLSIの生産設備を株式会社東芝へ売却するとの報道ですが、弊社が発表したものではありません。本件について具体的に決定した事実はありません。」とコメントしています。業界筋は、交渉が進んでいるという見方が強いようです。
今回の売却は、生産設備のみで現在のソニー工場に置いたまま所有権を東芝に移管します。そのため、製造ラインの従業員は継続してソニーが雇用します。おそらく、今後、LSI製造ラインを運営する会社を両社で立ち上げるのではないかと思います。
今回の売却によって、世界シェア3位の東芝は、米国インテルや韓国サムスン電子に追いつくというメッセージを送ったことになります。
早嶋です。
昨日に続き、ビズ・ナビのお昼は卵かけご飯。炊き立てのご飯に新鮮な生卵、きっと西洋人には理解し難い味覚なのでしょうね。さて、ビズ・ナビ、ただ単に続けて卵かけご飯を食べてる訳ではありません、移動式の卵かけご飯の飲食サービスのBPを作りあげました。
話は変わりますが、昨日、ビズ・ナビの情報部門を管理している前ケンさん主催の福岡ネットショップ向上委員会に参加しました。ネットを媒体に製品・サービスを販売する方々が集い、前ケンさんをファシリテーターとして情報交換やディスカッションを行いました。
ディスカッションの中心になったインターネットに関して、改めてその特性を考えたのでまとめてみます。
1)能動的な媒体
テレビCMは、なかば強制的かつ一方的に情報を提供される感じがありますが、Webは、ターゲット顧客が能動的に見に行かなければなりません。わざわざアクセスしているのです。明確に、「見たい」「知りたい」「調べたい」等の意識があるのです。意識さえあれば、地球の裏側からでもターゲット顧客はやってきます。
このように考えると、どの程度、情報提供したら良いかの参考になりますね。
能動的要素のネガティブな点は、いかにサイトまで来てもらうかのフック。ネットでの情報提供とは違った視点でWebサイトまでの誘導手段を考える必要があります。
2)測定可能
デジタル特性をフル活用すると、マーケティング活動における投資効果(mROI)も測定可能です。ネットへのアクセス数はもちろんのこと、ネットからの注文、カタログ請求、ダウンロード数、あらゆる情報をデータ分析することが可能です。
3)他媒体との融合
Webサイトから携帯電話、他のサイト、関連情報と、あらゆるものにつなげることが容易です。渋谷プライムの壁面を使ったマイクロソフト社のゲームソフトの宣伝はインタラクティブ広告の可能性を広げたと言う事で、話題になりましたね。
全ての媒体からWebに導く手法も、「続きはWebで」で普及していますが、単調でないつなげ方を工夫する必要が出てくるでしょう。
4)伝播
消費者の間で口コミを使って企業や商品情報を広げる手法にバイラルマーケティングがあります。バイラル(Viral)は”ウィルスの”という意味です。インターネットはモルタル世界と違って伝播のスピードと規模が格段に違います。良い情報も悪い情報も瞬時に世界中に広がる可能性があります。この点を無視して、ネットを新しい媒体の一つとして考えているのでは、その効果を最大限に享受できないでしょう。
と、4つにまとめましたが、それ以外にも特性はあるでしょう。
昨日のディスカッションでメインになった部分は、「インターネットの特徴や技術は確かに重要だ。しかし、根本的にモノを販売するという行動は、クリックもモルタルも同じ。如何にマーケティング志向で顧客のことを考えて活動を行うかに重点を置くべきだ」でした。
早嶋です。
本日のビズ・ナビ&カンパニーのお昼ご飯は、『卵かけご飯』。卵かけご飯に最適な卵をお裾分けしていただきました。久々に食べた卵かけご飯は美味しかったです。
経営戦略の重要な概念に、「しないことを決める」があります。あれもこれもでは、結局、経営資源を効率的に使うことが出来ないので、パッとした効果が出ない経験がある事でしょう。経営者にとって、複数のオプションから選択することは重要な仕事です。
意思決定する場合、突き詰めて考えていくと、二者択一に迫られることがあります。例えば、投資を「する」か「しない」か、採用を「行う」か「行わない」か、などです。先日読んだ脳に関する論文の中で、二者択一の方法について5つの方法があったので紹介します。
1)プロセスから導く
プロセスから導く場合は、意思決定に関連する情報や思考、感情などを論理的に道筋を立てて意思決定を行います。脳が全てのデータを俯瞰的に見渡すうちに、突然、何かを閃き意思決定が行われるそうです。
2)点数をつける
評価テーブルに代表されるように、決定する要因ごとに点数をつけて決定する方法です。全ての要因に点数をつけて見て、最終的に合計点の高いものを選択します。
3)直感
ハーバード・ビジネス・スクールの研究データで「企業の管理職や経営者は成功要因の8割を直感や第六感に従ったおかげだと考えている」と、読んだことがあります。脳の研究者でも、直感を超論理と定義し、脳は超論理を用いて巨大なデータバンク(これまでの経験や学習などによる蓄積)と、これからの行動を瞬間的に結びつけると考えている人もいるそうです。
4)考えを熟成させる
こちらは時間を置いて意思決定をします。脳をリラックスした状態にして判断するための全てのデータを統合するために休息の時間を作るのです。肌感覚ですが、リラックスした時のほうが脳が動いている感覚に陥るときがあります。リラックスした時に超意識(脳の99%の未使用の領域が持つ知的能力)を働かせる事が出来るといいます。
5)コインを投げる
結局、色々考えて決着が付かない場合、どちらの選択肢も同様に大切だと考える事ができます。となれば、コインを投げて決めてしまえばいいのです。コインを投げて決める時の感情として、こっちがいいな、というような感情があれば、それは超意識の中で論理的決定を下しているのかもしれません。コインの結果、がっかりしたり、ほっとしたり、つまるところ、その気持ちが本当で正しい選択なのです。
自動販売機で炭酸飲料を買う際、「コーラ」か「スプライト」か?という二者択一を行います。この場合は、2つのボタンを同時に押します。結果出てきた炭酸飲料に喜びを感じる場合と、しまった!と感じる場合があります。これも超意識の中ですでに超論理的な意思決定をしていた証拠でしょう。
早嶋です。
現在、東京の特許事務所と共同である企業が持っている知的財産の価値算定を行っています。これは、将来的にその商品を取り扱っている部門を売却する時などの価格を決定するためです。
算定の方法は様々考えられますが、今回、採用した手法の1つは次の通りです。まず、算定する知的財産が利用されている商品が将来的に稼ぎ出すキャッシュフロー(CF)を予測します。その後、それらのCFを加重平均資本コスト(WACC)を用いて割引き、現在価値を算定します。最後に、知的財産が貢献している割合を按分して知的財産の価値を算定します。
早嶋の役割は、知的財産が利用されている商品の現在価値を算定するとこまでです。東京の特許事務所には、知的財産がかかわる価値の按分をお願いしています。
と、簡単に書きましたが、商品が稼ぎ出すCFを予測する作業と現在価値を求める際に利用する割引率をWACCを計算する作業は結構大変です。計算そのものはエクセルで出来ますが、数値を計算する上で様々な仮定が必要です。
一昔前までは、このような価値計算はとても小規模のコンサル会社が出来る話ではなかったと思います。しかし、今では、企業の過去10年分程度の財務諸表や、株式市場全体の期待収益率、算定する企業のβ(ベータ)、長期プライムレートや長期国債の利回り・・・、企業価値を算定するに当たり必要な情報がインターネットを利用すると調べることが出来るのです。そして、エクセルなどの機能を使えば、個人のPCでも計算することが出来るのです。
資本の規模に関係なく仕事を出来る環境をもたらしたITの進歩に感謝です。
早嶋です。
来週の土曜にオープンするボーノ・ボーノというパン屋さんの開店パーティに参加してきました。ボーノは、手作りパン工房・ボーノボーノの2号店。福岡では、百貨店の催事でも引っ張りだこのパン屋さんで、今回はハイソな浄水にオープン。
こちらの主力商品は、コキーユ。コキーユとは、フランス語でホタテ貝。貝殻や貝殻型の容器に詰めたグラタンを表現するときに使われますが、パンの世界でも、コキーユという種類があるようです。今回のオープニングパーティーでは、プレーン、メイプル、チョコレート、シナモンの4種類のコキーユを試食することができました。まさに、ボーノ!
【お店情報】
BUONO BUONO 浄水通り店
福岡市中央区平尾浄水町19
TEL:092-534-8006
早嶋です。
週末は、また台風ですね。3連休はどのような予定ですか?早嶋は、情報を仕入れるための読書とセミナーのテキスト作成に充てています。
さて、そんな中、2004年10月号のHBRに興味深い論文を見つけたので紹介します。題して、「新規事業10の心得:社内起業無くして成長なし」です。
新規事業の立ち上げや、コーポレート・ベンチャー、社内起業、社内イノベーション。名前は違いますが、どれも同じような意味合いで、これらに対する研究結果は驚くほど酷似していると言います。しかし、そのような内容を分かりやすく提示している文献が少ない事より、本論文で紹介されています。
その10の心得とは。
1)企業の成長とは新規事業を興すことにほかならない
2)新規事業の大半は失敗に終わる
3)新規事業の成長は文化の壁に阻まれる
4)別組織は長い目で見るとうまくいかない
5)新規事業の立ち上げは本質的に実験である
6)新規事業は3段階を経て発展し段階ごとに異なるアプローチを要する
7)新規事業が定着するには膨大な時間がかかる
8)新規事業は既存事業と調和させる必要がある
9)成功率を高めるには市場や需要を知り尽くした分野に進出することである
10)固定観念を取り除くのは難しい
この中で、特に5)新規事業の立ち上げは本質的に実験である、の項は刺激的な内容です。
『そもそも、ほとんどのベンチャーに複数の選択肢など存在しない。とにかく、当初のコンセプトをかたちにし、試作品をユーザの手元に届け、その反応を見定め、広く受け入れられるまで繰り返し試みるしか道はない。
・・・中略・・・
このような具合だから、完璧主義を標榜し、緻密な計算を好む企業は幻滅を味わうはめになる。ベンチャー事業の場合、製品設計やビジネスモデルを最初から完璧に準備できるケースはほとんどないからだ。データに基づく緻密な計算や定量的な調査に投資すればするほど、事業のリターンは減ってしまう。』
肝に銘じるところが多いですね。
早嶋です。
本日、クライアント先の歯科医院で仕事を終えた後、幼馴染のご両親にばったり会いました。「お茶でも」というお誘いもあり、30分ばかりお邪魔していました。聞けば、その方々も、クライアントの歯科医院に通っているそうです。世の中、狭いですね。
前回、円高・円安についてコメントしたので、本日は外国為替について。世界の国々には自国内で流通する通貨があります。日本は円、米国はドル、中国は元などです。そして、異なる通貨を交換する事を、外国為替と呼びます。外国為替は、簡単に表現するとお金とお金を交換することです。
通貨を商品と見れば、日本人だったら外国の通貨(商品)を円で取引(売買)します。日本人にとって外国為替の相場は、ドルに代表されるような外貨(商品)を円で売買するときの基準価格になります。相場は、その時々の取引価格の基準値です。
外国為替は、外為(がいため)と略され、英語ではFX(Foreign Exchange)です。最近は、FXとなると、外国為替証拠金取引を指すことが多いですね。この場合は、外貨を売買する事で利益を得て稼ぐ取引を指します。
早嶋です。
今朝は、長崎県のとある町で、あるリサイクルを手がけている企業にお邪魔し、今後ビジネス展開するための市場調査の打合せに参加してきました。途中の景色はすっかり黄金色、もう秋ですね。
さて先日、ロジカルシンキングのセミナーを行っているときに、経営コンサルティングに必要なスキルや能力は何ですか?といった質問を受けました。そのときに答えたのが、1)分析する力、2)ヒアリングする力、3)議論する力、4)仮説を構築・検証する力、5)考えをドキュメントにまとめる力、そして6)プレゼンする力、です。
特に、1)の分析する力は、経営上の問題を発見し、その問題を解決するまでの一連の流れに必要です。また、クライアントを説得したり、実行するように促すためにも分析する力は必要だと思います。
2)ヒアリングする力や、3)議論する力は、相手が人間だけあって、やはり重要です。多くの場合、今後行うべき事が明確ではなく、経営者の中でぼんやりとしています。それを旨く引き出したり、聞き出すためには、一定のコミュニケーション能力が必要です。ただ、ここでいう議論する力は、相手を打ち負かせるためではなく、設定した目標を達成するためにクライアントと対等になってコミュニケーションを行なう事を指しています。
4)仮説を構築・検証する力は、コンサルとしてなくてはならない道具です。問題を解決するために、短時間でかつ高い確率でゴールを達成するためにも、仮説思考は必要条件だと思います。
5)考えをドキュメントにまとめる力と、6)プレゼンする力は、提供しているサービス事態がインタンジブル(目に見えないもの)なので、その概念を共有したり、伝えるために、ドキュメントにまとめる力が必要です。時には、文章を書いた入り、図を入れたり、絵を描いたりです。それから、それを相手に伝えて合意を取るためのプレゼン力。
と、書き出してみましたが、上記の能力は、通常のビジネスを行う上でも当然必要に迫られますよね。いかがでしょうか?
早嶋です。
午前中は大牟田で仕事、事務所に戻り、夕方の企業研修の後、長崎へ。現在、バスの中です。
最近は、為替の変動が大きいですね。突然ですが、1ドル=100円と、1ドル=200円では、どちらが円高ですか?円安ですか?
基軸通貨であるドルを基準に考えて見ます。米国から日本に旅行にやってきたとします。日本では米ドルでの購入は殆ど出来ないので、両替をしますね。米ドルと日本円の交換、つまり為替取引を行います。1ドル=100円だったら、銀行に行って1ドルを出せば100円を受け取れます(手数料等をゼロとします)。為替のレートが1ドル=200円になれば、1ドルを出すと200円を受け取れます。
1ドル=100円が、1ドル=200円になり、ドルの価値が2倍になるのでドル高です。逆に、1ドル=200円が、1ドル=100円になれば、ドルの価値が1/2になるのでドル安です。
次に、日本の立場から考えて見ます。為替が1ドル=200円だとしましょう。このときの前提としてコカコーラの缶ジュース1本が米国で1ドル、日本では200円で買うことが出来ると仮定します。現在の所持金が200円だったら、日本でも米国でも、コカコーラの缶ジュース1本を買うことが出来ます。
為替が、1ドル=100円になったとしましょう。その足で米国に渡ると200円は2ドルに交換する事が出来ます。日本では1缶しか買えませんが米国ではコカコーラのジュースを2缶買うことが出来るようになります。
このように円の価値が高まることを円高と呼ぶのです。円高のときに海外に行くと購買力が高まるので都合が良いですよね。だったら、円高は日本人にとって良いことなのか?必ずしもそうとは限りません。それは、ありとあらゆるものを輸入に頼っているからです
外国から原材料を輸入して日本で付加価値をつけて海外に販売するビジネスにおいては、海外の人が日本の製品を安く買えた方が循環が良くなります。そのため、現在の経済状況では輸出産業が儲かって都合が良いのです。
最近は、海外に行く機会が激減したので、為替の動きを肌で感じる機会も減少しています。