早嶋です。
昨日に続き、ビズ・ナビのお昼は卵かけご飯。炊き立てのご飯に新鮮な生卵、きっと西洋人には理解し難い味覚なのでしょうね。さて、ビズ・ナビ、ただ単に続けて卵かけご飯を食べてる訳ではありません、移動式の卵かけご飯の飲食サービスのBPを作りあげました。
話は変わりますが、昨日、ビズ・ナビの情報部門を管理している前ケンさん主催の福岡ネットショップ向上委員会に参加しました。ネットを媒体に製品・サービスを販売する方々が集い、前ケンさんをファシリテーターとして情報交換やディスカッションを行いました。
ディスカッションの中心になったインターネットに関して、改めてその特性を考えたのでまとめてみます。
1)能動的な媒体
テレビCMは、なかば強制的かつ一方的に情報を提供される感じがありますが、Webは、ターゲット顧客が能動的に見に行かなければなりません。わざわざアクセスしているのです。明確に、「見たい」「知りたい」「調べたい」等の意識があるのです。意識さえあれば、地球の裏側からでもターゲット顧客はやってきます。
このように考えると、どの程度、情報提供したら良いかの参考になりますね。
能動的要素のネガティブな点は、いかにサイトまで来てもらうかのフック。ネットでの情報提供とは違った視点でWebサイトまでの誘導手段を考える必要があります。
2)測定可能
デジタル特性をフル活用すると、マーケティング活動における投資効果(mROI)も測定可能です。ネットへのアクセス数はもちろんのこと、ネットからの注文、カタログ請求、ダウンロード数、あらゆる情報をデータ分析することが可能です。
3)他媒体との融合
Webサイトから携帯電話、他のサイト、関連情報と、あらゆるものにつなげることが容易です。渋谷プライムの壁面を使ったマイクロソフト社のゲームソフトの宣伝はインタラクティブ広告の可能性を広げたと言う事で、話題になりましたね。
全ての媒体からWebに導く手法も、「続きはWebで」で普及していますが、単調でないつなげ方を工夫する必要が出てくるでしょう。
4)伝播
消費者の間で口コミを使って企業や商品情報を広げる手法にバイラルマーケティングがあります。バイラル(Viral)は”ウィルスの”という意味です。インターネットはモルタル世界と違って伝播のスピードと規模が格段に違います。良い情報も悪い情報も瞬時に世界中に広がる可能性があります。この点を無視して、ネットを新しい媒体の一つとして考えているのでは、その効果を最大限に享受できないでしょう。
と、4つにまとめましたが、それ以外にも特性はあるでしょう。
昨日のディスカッションでメインになった部分は、「インターネットの特徴や技術は確かに重要だ。しかし、根本的にモノを販売するという行動は、クリックもモルタルも同じ。如何にマーケティング志向で顧客のことを考えて活動を行うかに重点を置くべきだ」でした。