早嶋です。
最近、本屋さんで気になる出来事があります。同じ仏教をテーマにした週刊本が2種類刊行されていることです。
一方は、講談社の「日本の仏像(全50巻)」、他方は朝日新聞社の「仏教新発見(全30巻)」。
表紙はどちらとも仏像。パートワークもしくは、分冊百科ともよばれるこの分野の週刊本は、創刊号は目玉特集でサービス価格で販売されています。表紙はどちらとも仏像でタイトルは赤。受けての印象としての違いは分かりません。
日本の仏像は、原寸大の写真を載せて、仏像を中心に解説しているのが売りのようです。創刊号では、興福寺の阿修羅像を7ページにわたって原寸大の写真で見せています。(仏教新発見でも、02号で興福寺を特集しています。)
一方、仏教新発見は、読み物としての記事が多いです。そして、仏教そのものを理解するための雑誌となっています。シリーズとして、瀬戸寂聴さん、五木寛之さんが仏教にまつわる記事を連載し、読み物としての充実を図っています。
さて、仏教や仏像がにわかにブームとなっているようです。上記の2冊が発売される前に、小学館から「古寺を巡る(全50巻)」が発売されています。火付け役は、ファーストムーバーの小学館といったところでしょうか。
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