早嶋です。
本日のnikkeiの抜粋です。—
インドの2006年度末(3月末)の携帯電話加入者が1億6605万件となった。中間所得層の増加や農村部のインフラ整備を受け、1年間でほぼ1.7倍に膨らんだ。中国、米国に続く世界第3位の“携帯大国”に躍り出た公算が大きい。
—抜粋終わり—
インド電気通信監理局が今月23日に公表した数字では、インドでの携帯電話加入者数の増加件数は、1年間で凡そ6700万件。日本での携帯電話加入者数が07年2月累計で凡そ9500万件なので恐ろしいペースで増加している事が分かります。
これまで、国別の携帯電話加入者数は、1位中国・4億5000万件、2位米国・2億件といわれていました。06年末時点でロシアの1億5000万件が3位でしたが、今回のインド電気通信監理局の公表から日本やブラジルと並ぶ4位グループだったインドが、ロシアを抜いて3位になったのです。
インド、中国。やはり、携帯電話の世界でも全く無視することができない市場となっていますね。世界最大手のノキアと韓国のサムスン電子は06年よりインドでの携帯電話生産を行っいて、各社が中国、インドの新興市場国向けに対して安価な製品を投入しています。世界を舞台に活躍している携帯電話メーカーは、さぞかし特需を受けているだろうと思い調べてみましたが、そうでも無いみたいです。
米国の市場調査会社である、iSuppli社の報告によれば、携帯電話上位5社の中で業績不振に陥らなかったのはサムスン電子のみでした。サムスン電子の好調な業績を牽引したのは、やはりアジア地域における大幅な販売台数増加です。しかし、新興市場国向けの出荷台数が増加したことにより、販売台数は伸びる一方、平均販売価格が下落しているという新たな課題に直面しています。
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