早嶋です。
米国経済誌フォーチュンは、06年の売上高を基準にした米企業の上位500社を公表しています。
同社は、1954年からランキングを公表しており、毎回500社の純利益合計を計算しています。それによると、今年の純利益合計は前年比29%増の7850億ドル。これは、公表を始めて以来の最高値だそうです。
気になるランキングですが、1位は、去年の首位であるエクソンモービルを抜いて2年ぶりに首位になった、小売業最大手のウォルマート・ストア。売上高が3511億ドル(約42兆円)。日本の国家予算の約半分に相当する売上です。
次いで、2位はエクソンモービル、前述どおりの転落です。3位はGM(ゼネラル・モーターズ)、4位はシェブロン。5位はコノコフィリップス。
上位5位のうち3社は石油関係ですね。エクソン、シェブロンはご存知ですね。5位のコノコフィリップスは2002年にコノコとフィリップス石油が合弁して設立された会社です。
6位はGE(ゼネラル・エレクトリック)、7位はフォード・モーター、8位はシティー・グループ、9位はバンク・オブ・アメリカ、10位はAIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)。
10位まで見ると、金融・保険、自動車、石油を出し抜いて小売業で1位になっているウォルマートは、凄いですね。
このフォーチュン500に入っている企業ですが、54年にリストに入っていた企業のうち、98年に生き残っていた企業は74社だそうです。これは、様々な経営書に引用されているのでご存知だと思いますが、500社中わずかに74社のみが差別化のポイントを見出せたのであって、残りの企業は差別化のポイントを見出せなかったために生き残れなかったとあります。
ちなみに、昨年353位だった米グーグルは一気に241位に浮上していました。
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