早嶋です。
国土交通省は、「H18年度の燃費の良いガソリン乗用車ベスト10」という資料を公表しています。目的は、自動車ユーザーの省エネへの関心を高めるとともに、燃費性能の優れた自動車の開発と普及を図ることです。
H18年の燃費の良いガソリン乗用車のベスト10は以下の通りです。
(順位:メーカー:車名:燃費(km/l))
1位:トヨタ プリウス(HEV) 35.5
2位:ホンダ シビック(HEV) 31.0
3位:トヨタ ヴィッツ 24.5
4位:ホンダ フィット 24.0
5位:トヨタ ベルタ 22.0
6位:トヨタ パッソ 21.5
6位:ダイハツ ブーン 21.5
8位:三菱 コルト 20.5
9位:トヨタ エスティマ(HEV)20.0
9位:ホンダ フィットアリア 20.0
トップ10の乗用車は、どれもガソリン1リットルで20km以上走ることから非常に経済的な車といえますね。最も燃費の良い車はダントツでトヨタのプリウス。結果からも分かるように、トップ10のうちトヨタ車は5台、内ハイブリット車が2台ある事より、エコカーでの技術もトヨタが先行していることが伺えます。
エコカーやエネルギー効率がいい車として、ハイブリットの他にディーゼルエンジン、電機自動車、水素自動車、燃料電池カーなどが思い浮かびますが、上記の結果を見ると本格的な実用化には時間がかかるようです。
自動車のプロダクト・ライフサイクルを考えると、既に成熟期に突入していると考えられます。理由は、自動車の価格低下が進んでいることと、北米、日本、欧米での市場が飽和しつつあるからです。
しかし、BRISc、VISTAでの自動車の需要が今後見込めること、北米を中心としたハイブリットカーの新たな需要という事で、自動車メーカーはまだまだ成長の機会があると思います。
ただ、自動車会社は、自社の強みを活かせる市場セグメントを見極めて、資源をどこに集中していくかを明確にする事がますます重要になると思います。
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