早嶋です。
「レタス」を想像して見て下さい。
きっと、丸い形状をしたレタスを想像したと思います。日本でレタスと言えば、結球型のいわゆる、玉レタスをさします。しかし、欧米では「ロメインレタス」を始めとした非結球型のレタスが当たり前のようです。
最近になって、日本の食卓にもロメインレタスが普及しています。ロメインレタスは日本の家庭ではなじみが薄い野菜ですが、外食産業では以外に使用されています。例えば、シーザーサラダ。最近のレストランでは、本場のレシピ通り、ロメインレタスを使用しています。
ロメインレタスに限らず、ここ最近、外食産業ではこぞって輸入野菜を使用する傾向があります。これは、他社との差別化のために、これまで珍しいとされていた輸入野菜を積極的にメニューに取り入れているからです。
外食産業で材料として採用されるには、1)安定的な確保が可能なこと。2)企画が簡素化されること。3)価格が安く、良品の割合が高いこと。などの条件を満たす必要があります。これを満たすためには、日本の農家と栽培契約を結ぶ事が早道と言われています。
従って、特定の輸入野菜が日本の家庭でも普及するか否かの鍵を握るようになっているのです。外食産業での利用が可能になれば、安定的な供給を満たしたことになります。それに伴って、使用料が上がれば、消費者の認知が上がり、日常の食卓にも登場すると言った構造です。
外食産業は今や、日本の食材を決定するリーダーになっているのです。
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