早嶋です。
インターネットの書籍販売の日本法人、アマゾンジャパンが、世界のアマゾンでも初めての試みとなる、物理的な「Amazonショッピングカード」を発表しました。
Amazonショッピングカードは、額面が3,000円と5,000円の2種類でローソンやミニストップ、ampmのコンビにで販売されるカードです。購入したカードを利用するためには裏面のスクラッチ部分を削り、16桁のコードを表示させます。このコードを、Amazon.co.jp の決済画面に入力することで注文が確定されます。
カードは同時に複数の利用が可能で、残金の持ち越しも可能。また、不足分はその他の決済方法を併用して支払うことが可能です。
サイバー空間ですべてを行っていたアマゾンがどうして、わざわざ物理的なカード販売を行ったのか?
この理由は、日本の流通が整っていることと、現金払いのニーズがとても高いことです。現在、Amazon.co.jp で利用される決済方法はクレジットカードが5割、代金引換が3割程度だそうです。そこで、Web上で販売されているギフトカードである「Amazonギフト券」を現金で買えるものにしたというのがその理由です。
日本のユーザにとって、現金で買えるメリットというのが大きかったということになります。また、このように物理的なカードにすることによて、贈り物としての需要が更に拡大できそうです。(「Amazonギフト券」も贈り物の用途として使えますが、形が重要なのですね。)
—ただ今、ブログマーケティング実験中。—
実験の詳細は、『ブログマーケティング実験』『ブログマーケティング結果報告』をご覧ください。
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