早嶋です。
富裕層。1億円以上の金融資産を持つ富裕層の資産が急拡大しています(調査:野村総研)。調査結果によると、05年の富裕層金融資産額は213兆円。これは、03年と比較してわずか2年間で50兆円も増加しています。資産が増加した背景は、景気回復に伴う株高です。
この話題に乗っかるように、スイス金融大手のクレディ・スイスの会長は、日経の記者に対して5日、「日本で富裕層向け資産運用業務への参入を検討している」と述べています。日本でも富裕層に特化したビジネスは近年盛んになっていますね。コンサルティング業界でも、富裕層に対してサービスを提供する企業に特化して、コンサルティングを行う会社もあるくらいです。
メリルリンチが今年の6月に発表した世界の富裕層に関する調査結果によれば、住宅を除く金融資産が100万ドルを超える富裕層人口は、05年末に870万人です。さらに、3000万ドル以上の金融資産を保有する富裕層人口は8万5400人。
この中で、日本の富裕層(100万ドル以上の金融資産保持者)は141万人。なんと、世界の16.2%を占めています。日本の総人口が1億2700万人程度なので、実に100人に1人の割合で100万ドル以上の金融資産を持っているということになります。
コジマ電気が100人に1人タダのキャンペーンを実施しているときは、当たらないなー、と思っていましたが、こうして考えてみると、富裕層の友達が実は周りにいるかもしれませんね。
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