早嶋です。
米ニューヨークの組織・人事コンサルタントのマーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティングによる2006年度版の海外駐在員生計費調査の結果が出ました。
この調査は、毎年3月に実施されるもので、衣食住や交通費、娯楽など、海外駐在員が生活をする上で必要な商品・サービスを200品目ほどピックアップします。そして、その価格を調査し、ニューヨークを100とした時に各都市での指標を算出し、生活費の水準を示すものです。
世界主要144都市の中で最も生活費が高かったのはモスクワ、123.9ポイントでした。モスクワは、05年の調査では4位、一気に浮上となりました。これは不動サン投資ブームによって住宅賃料が上昇したことが大きな原因でしょう。
一方、05年1位の東京は、今回は3位、119.1ポイントです。この指標には、為替が関連し、調査時の為替相場が円安であったことも順位が落ちたことに起因しています。
2006年の詳細は載っていませんでしたが、同調査の05年の結果によれば、去年1位の東京の生活費と最下位のアスンシオン(パラグアイ)の生活費はおよそ3倍の開きがありました。日本の生活費は依然として高いですね。
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