早嶋です。
最近、Web2.0と言う言葉が、インターネット業界で定着しつつあります。これまでのインターネットやそれに付随されるサービスをWeb1.0と呼べば、これからの次世代のインターネットやそれに付随されるサービスがWeb2.0にあたります。
ネット社会はWeb1.0の時代から次世代のWeb2.0の時代に突入しています。米国ヤフーの創業者で取締役のジェリー・ヤン氏によれば、「今後10年はWeb2.0が進展するだろう」と発言しています。同氏の定義によるWeb2.0は、「ユーザが中心となり、誰でも利用できるネット上のサービスを使って、全てのものがつながっていくようなもの」です。また、梅田望夫氏の著書、ウェブ進化論(ちくま新書)によれば、Web2.0の解説を、「ネット上の不特定多数の人々や企業を、受動的なサービス享受者ではなく能動的な表現者と認めて積極的に巻き込んでいくための技術やサービス開発姿勢」としています。
かいつまめば、インターネット全体がコミュニケーション・プラットフォームとして連動し、さらに進化するのです。利用者自身が情報を発信する参加型のネットワークサービスで、ブログやSNSなどを想像すると分かりやすいと思います。これまでもP2Pで利用者がダイレクトにやり取りをしていましたが、今後は、この1対1のダイレクト・コミュニケーションの関係が100対100とか、1万対1万といった具合になる可能性が見えてきます。
今後のネットビジネスは、1人から1円もらうモデルであってもかなりまとまった金額を稼ぐことが可能になるでしょう。この話は、先ほどのウェブ進化論でも、「不特定多数無限大の人々から1円貰って1億円稼ぐ」といった内容で紹介されています。
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