‘雑感’ カテゴリーのアーカイブ
交通系ICカード10種類相互利用開始
2013年3月28日 木曜日
早嶋です。
普段はSuicaを使っています。関西に出張の時は使え得ないことにびっくりして、都度券売機で切符を購入していました。これでようやく不便さから解放されると思いきや、まだ先のようですね、ICOCAとの統合は。
更に、たまに使うポートライナー(三ノ宮からポートアイランド、神戸空港をつなぐ路線)での相互利用はH26年からで、PiTaPaの電子マネー利用もエリア外ではまだです。関西をスルッと抜けるにはまだまだ時間がかかるようですね。
しかし、JR同士は隣同士が仲が悪いですね。東京駅の駅員さんに新幹線のことを聞くと、JR東海だから、東日本ではわかりません!的な対応をされることがあります。新幹線の駅にある自動販売機もICカードの境界を感じることが多々あります。ネットで関西から東京間の新幹線の予約をしました。発見はJR九州の駅でも可能とのことだったのですが、座席の変更は、なんと不可能。JR西日本の窓口に行って下さいとのこと。
行政の共通番号制ではないですが、うちわの話を基準にするのではなく、顧客を基準にして欲しいものです。そもそも「はじめからやって!」って感じですよね。結果的に顧客視点にたったほうが、無駄なコストも時間のロスも少ないはずですから。そして、常にその漬けはユーザーに回ってくる。
国民性なのか、構造の問題なのか。民間でもいいのでどこかが主導権を持って共通プラットフォーム化を進めることが最終的には理想ですね。互いに競争して互いに違うモノをつくる。初期の段階は技術の発展等が考えられるので良いですが、ずっと平行線をたどるのは優れた発想ではないですよね。
日本人は初期投資とオペレーションコストを天秤にかけて冷静な判断をするのが苦手なのでしょう。また、途中で辞めるということに対してもアレルギーがあるのでしょう。でも、ダメなら途中でやめて、ながいものにまかれる発想も重要なのだと思います。
変革のステップ
2013年3月16日 土曜日
早嶋です。
ジョン・コッターの変革の8ステップの6番目に「短期間で成果をあげる」というのがあります。前回投稿したプロトタイプの重要性でもコメントしましたが、小さく始める、そして小さな成功事例を作ることはやはり重要だと思います。
クライアント先で新たな変革を行う時、新しい事業を始める時、この重要性を強く感じます。何事も反対派と賛成派となにもしない系に何となく別れます。反対派は、中小企業の場合は面に現れずに観察している。そして、小さな成功事例が増えると徐々に手伝ってくれるようになります。
改めてジョンコッターの著書を読んだら、この感覚は日本人のみではないと感じました。
危機意識を高める
変革推進チームをつくる
適切なビジョンをつくる
変革のビジョンを周知徹底する
従業員の自発的な行動を促す
短期間で成果を上げる。
さらに変革を進める
変革を根付かせる
販促活動、後一歩。
2013年3月8日 金曜日
早嶋です。
企業の販促活動を見ていて、販促活動のみが独立して部分最適化されていることがよくあります。
先日、公開講座のワークショップを実施しているとき、次のような販促活動を目にしました。新商品の飴玉を試供品として提供しているのです。その手法は、ワークショップの受付の名簿蘭記入のとなりに無造作に置いています。「ご自由にお取り下さい。」
実際にワークショップの参加者は16名。アイスブレイクとして参加者の内、飴玉に気がついたヒトは何人いたか調べると3名。その内飴玉を手にとったヒトは2名。・・・。
企業のマーケターは、顧客ターゲットを企業に務める方とフォーカスしたのでしょう。今回のワークショップは完全に応募型なので企業に務める方以外の属性を初めから予測することは難しい。しかし、確実に企業に勤めている方が受けに来る。そこで研修会社を通して配布する方法を思いついたと思います。であれば、もう一歩踏み込んでテロップを少し工夫するとか、このような形で提供して下さいとか、条件をつけると良いものの。
販促物を作ることで精一杯で最後のつめがどうも甘い販促活動だと思いました。
ロシアでの隕石落下
2013年2月19日 火曜日
早嶋です。
ロシアでの隕石落下。100年に一度の割合とのことですが、ゾッとするニュースです。負傷者は1200名とのことで幸い亡くなられている方はいなとのこと。この地域は、チェルノブイリ方の原発が周辺にあるので、もし、があった時を考えると、やはり怖いですね。
ニュースが報道された当時、現地の気温はマイナス20度。その中でガラスが割れ供給が間に合っていないとの報道でした。現味でも建物の4割り程度の窓ガラスしか復旧していないとのこと。厳冬期のこの時期に、ガラスの供給うが追いつかないことは生死に関する問題だと思います。
100年に一度。東北大震災も同じ頻度で報道がありました。隕石に関してはピンポイントではなく、広い範囲に渡って被害をもたらすと言われています。更に直撃する場合と、そうでない場合、被害規模も異なるでしょう。また隕石の大きさによってそのインパクトも全く異なります。津波や隕石。想定外が起こると想定しないといけない。非常に難しい課題です。
参照:「仮に直径400㎞の巨大隕石が地球に衝突した時、何が起こるか。。。?」
http://www.youtube.com/watch?v=SWQaTOj1H4A
アメリカ含め今の科学記述では、どの国も隕石の存在、落ちる場所の推測が出来なかったこと意外でした。ただ、これは余命告知のように仮に予知することが出来たとしても公表するか否かは政治的な判断などが入り複雑になるでしょう。ってことで予知できないコトにしておこう、なんてなるのかもしれません。完全に私見です。
NASAが発表している100年に一度の隕石。前回の落下は、1908年のツングースカ・イベントだと思います。当日NASAはAsteroid 2012 DA14を追跡していました。その隕石と同等のサイズが地球に激突した際のエネルギーは上記ツングースカで起こった事象に近いのではないかとも述べられていました。 更に、以前も衝突の可能性があった99942 Apophisは、2036年に近接する際の危険性につい、ロシア側とNASAの見解に違いがあります。このような研究は、ひとつの国や地域で閉じて行うのではなく、国際協力で対処できる方法があれば研究投資をすすめて欲しいと思います。
参照:http://en.wikipedia.org/wiki/Tunguska_event
参照:http://www.jpl.nasa.gov/video/index.php?id=1186
しかし、100年に一度。その頻度が頻繁ですね。リーマン・ショックも東北大震災も今回の隕石も。リスクマネジメントのセオリーに次のよな式があります。
(リスク)=(発生確率) × (インパクト)
つまり、リスクを発生確率とインパクトの2軸で評価します。しかし、インパクトが無限大に大きい場合は、発生確率が極めて小さくても何かしらの策を講じる必要がある。
こう考えると、既に人類がコントロール出来ない程の科学や文明の中で生きていることを改めて実感します。実際、これまでだったら有り得ない、知り得ないことを心配しなければならなかったり。
津波もそうでしたが、今回の隕石も多くの素人が映像を残しています。これも文明の発達ですね。因みに、ロシアの場合の映像の殆どが車載カメラ(ドライブレコーダー)によるものです。治安が悪く事故を起こした際に、ふっかけられるということで多くの車が積んでいるそうです。そのため、車を落下地点の近辺で運転していた人が隕石落下の瞬間を数多く記録に残していたということです。
日露関係
2013年1月11日 金曜日
早嶋です。
プーチン大統領から安倍首相への祝電報道がありました。前政権の3年間がなし崩し的に壊してしまった各国(韓国、中国、ロシア)との関係を安倍内閣が修復、発展させることができれば、一つの確固たる評価につながります。
著書、「リーダーの条件が変わった」にも書いているように、キャメロン首相やメドベージェフ元大統領など、リーダーとしての良い部分、行動を学び、周りのブレーンの意見に加えて、多面的な視野で政治判断を行う。その上で現状のかじ取りを行って頂ければと思います。
日本とロシアの関係を構築する中で、ロシアとアメリカの関係を構築する。このようなポジションに日本が付ければ、グローバルでの日本のプレゼンスも出てくるものではないでしょうか。
今回の日露関係はWIN−WINになれる機会があることから、千載一遇のチャンスです。解決策の糸口が見えているので、是非、リーダーシップを発揮してもらいたいです。逆に言えば、これで失敗すると大きな機会ロスです。重要な責任ですね(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130110-00000759-yom-pol)。
http://jp.reuters.com/article/kyodoPoliticsNews/idJP2013010601000783
安倍首相 4月から5月軸に訪ロ計画
http://jp.reuters.com/article/jp_BRICs/idJPTYE8BO01I20121225
ロシアのアジアへの進出:石油パイプライン
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTJE8BP01S20121226
米露関係 米国人がロシア人の子どもを養子とすることなどを禁じる法案を可決
北方四島に中韓企業が投資、中国「日本が交渉のカードを失う
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0517&f=national_0517_056.shtml
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