今日のテーマは、「ロボットの新たな可能性と社会への影響」です。
人口知能ロボットの進化はめざましく、人間の生活をより便利にしてくれることが期待されています。まずは、福祉の現場での「ロボト“PALRO”」をご紹介します。“PALRO”は、福祉の施設で100人以上の顔と名前を覚え、友達になり、名前を呼んで話しかけ、そして会話から趣味嗜好などを学習し、利用者との「会話」や「レクエーション」を行っています。特に、認知症の方には“PALRO”と接している間に和らいで・・その効用は「ロボットセラピー」という言葉でも呼ばれています。
老人ホームだけでなく、一人暮らしの老人が一緒にいるのは“ロボット”。そんな時代がやってきていますね。今は、人間とコミュニケーションをとり、一緒に体躁をするだけですが、将来は介護もしてくれる頼りになる存在になっているのではないでしょうか?
その一方で、10年後~20年後には現在の職種のうちの65%が失われるという予想もあります。例えば、レストランの案内係、レジ係、銀行の融資担当者、電話でのセールス、簡単なデータの入力作業などです。人口知能ロボットが進化するにつれて、単純な仕事は確実になくなっていきます。そんな時代には、「人間も新たな可能性・将来」を見据えて、自立・自律したキャリアを形成することが必要になっていると思います。
‘雑感’ カテゴリーのアーカイブ
ロボットの新たな可能性と社会への影響
考えると悩むの違い
〜考える人と悩む人の思考行動パターン〜
最初から答えのない時代。自分で答えに近づく仮説を考えることが必要です。
ところが、答えを考える人と答えを考えることに悩む人の思考と行動パターンの違いが大きいことに気づくことがあります。
では、考えると悩むとの違いは何でしょうか?
考える人の思考パターンは、自分には何ができるのだろうかと問題を自分ごととして捉えます。どのようにすれば、解決することができるのだろうと前向きであり、問題や解決方法について必要な情報を集めて整理や分析していきます。そして、ある程度の仮説を描くことができたら行動しています。結果的に何かを変えていきます。イノベーションを起こしています。
悩む人の思考パターンは、自分に何ができるかではなく、他人や周りの環境の変化に期待しています。自分には変えられない・無理・出来ないと後ろ向きであり、情報を集めないか集めただけで終わっています。そして、ゴールが見えないので行動もしません。結果的に何も変えませんし変わりません。
無理・出来ないの理由(言い訳)を考える思考癖に陥っています。
私も悩むことはあります。ただ、悩むと考えるの違いを認識しているので、悩むから考えるに思考を切り替えることができるようになりました。
悩んでいると気づいたら、早く考えるに思考を切り返すことが必要なのです。
また、答えを考えようとしても答えが出ない。答えをどうやって考えれば良いのかも分からなくなり、いつの間にか考えるから悩んでしまっているということはないでしょうか?
まずは、ゴールイメージを描くことが必要なのです。そして、そこから逆算して、明日からどのような行動をすると良いのかを考えれば良いのです。
ルールを変えてみる
ルールを変えてみると?仕事や遊びも楽になりますよ!
ルールと言えば、仕事では就業規則や社内規定、慣習的なものなどがあります。
スポーツでも、ルールはあります。例えば、サッカーでは、ゴールキーパー以外は、ボールを手で触ってはいけない。野球では、「9人×9人で試合をする。」というルールがあります。
私も、小学校時代では、休みの日や休み時間には、野球をして遊んだことを思い出します。ただ、小さな学校でしたので、9人×9人の人数が集まりません。
そこで、6人×7人など人数を変えてみました。さらに、人数が少ないので審判は、
キャッチャーがする。キャッチャーに負担をかけないために、盗塁はなし。ファウルボールを取りに行く時間がもったいないから、ファウルは1打席で3回まで。3回を超えるとアウトなど、自分たちでルールを変えていました。
ルールを変えることにより、スムーズに試合を楽しむことができました。
もしも、「野球のルールは決まっているので、ルールに従いましょう!」という固執した考え方だけでしたら、私たちは野球を楽しむことはできませんでした。
あるいは、野球のルールを活用して、サッカーのように足で蹴るルールを取り入れたスポーツは何でしょうか?キックベースボールです!
バレーのルールを活用して、サッカーのように足で蹴るルールを取り入れ、場所も体育館内ではなく砂浜で試合をするなどルールを変えて誕生したスポーツは?
ビーチバレーですよね!
仕事では、通勤ラッシュを避けるために出退の勤務時間を変えてみると?フレックスタイム制の誕生。
暑い夏ぐらいネクタイを外しても良いのでは?クールビズの誕生。
会議の方法を集合方式ではなくスカイプに変えてみると?スカイプ会議の誕生。
本を店舗販売ではなく、ネットでの注文販売にすると?アマゾンの誕生。
資金調達を金融機関や補助金などだけでなく、一般の方から集めると?クラウド・ファンデイングの誕生。
このように、ゼロからルールを作るのではなく、既存のルールを少し変えてみるだけでも、仕事のルールが変わります。仕事が楽になり効果もあるならば、変えられるルールは変えてみるという発想も必要であると考えます。
チームの絆
人が集まるだけではグループ。チームは共通の目的を達成するために集まる集団。と思っていましたが、共通の目的を達成しようと試行錯誤しながら、少しチャレンジングな取り組みを必死に実現する事によって、結束が非常に高くなると思います。
その時のポイントは各チームのメンバーが目的を共有していて、完成イメージを具体的に見ている。そしてそれぞれのメンバーが大なり小なりは別として役割がある。そしてその役割を真摯にこなしながら互いに完成に向けて協力していることです。
前提を目的を確認する
4月。新しい期の始まりで何かと取り組みを改めたい時期。本屋さんに行って、なにげに本を片手に心機一転打ち込むが3日と続かない。よくある風景。
何故かとかんがえるとHowありきでWhyやWhatが明らかになっていないからだと思います。なんのために取り組むのか?その結果何をしたいのか?そのことを明らかにしない限り何をすることが正しいのかの判断がつきませんし、その取組に効果があるのかもわかりません。
常になぜ?なんで?何をしたいのか?なんのために?を意識して日々取り組むことでモヤモヤをスッキリすることができると思います。
新規事業立案+資金調達ワークショップ
インターネットが爆発的に普及して、今まで世の中に存在した仕事の半数以上は大なり小なり形態が変わると言われています。
新しい事業立ち上げのスタイル
〜新規事業立案+資金調達ワークショップ〜
時代は変わり、ビジネスに必要な要素である
ヒト・モノ・カネの調達方法・活用方法も
大きく変わってきています。
今回は、時代の変化によって変わりだした
ヒト・モノ・カネの調達のエッセンスをお伝えしながら
これからの時代のビジネスの作り方を
ワークショップを通じて体感できる
イベントになっています!
こんな方にオススメ
◆新規事業を立ち上げているがなかなかうまくいかない
◆新規事業を立ち上げたい
◆トレンドを知り、これからの時代で成功する
ビジネスを要素を学びたい
◆新しい方法にチャレンジしてみたい
是非、今回のイベントにご参加ください。
————————–
イベント詳細
————————–
日 時:2015年5月18日(月) 13:00~17:00
場 所:福岡県福岡市中央区天神2丁目3-36
ibbFukuoukaビル6F
対 象:やりたいことがある個人またはグループ
※グループ参加の場合は、最大3名まで※
参加費:32,400円(税込)
※1名での参加でも2,3名の参加でも参加費は同額です。
————————–
講 師>>>>>>>
————————–
早嶋 聡史(はやしま さとし)
————————–
BOND大学大学院経営学修士課程修了(MBA)。
(株)ビズ・ナビ&カンパニー代表取締役社長。
(株)ビザイン代表取締役パートナー。
一般財団法人日本M&Aアドバイザー協会理事。
シザール会計法務パートナーサービスパートナー。
1977年長崎県出身。横河電機(株)の研究開発部門(R&D)
にて産業用ネットワークの研究に従事した後、
マーケティング部にて同社主要製品の海外市場における
ブランド戦略・中期経営計画作成に参画。
独立後は中堅・中小企業でマーケティング戦略立案を
手掛けると同時に、首都大学東京、中小企業大学校、
(社)日本経営協会、大手メーカーで研修講師を行う。
専門領域はマーケティング、問題解決、小規模M&A。
著書に『営業マネジャーの教科書』
『ドラッカーが教える実践マーケティング戦略』
『ドラッカーが教える問題解決のセオリー』
『頭のモヤモヤをスッキリさせる思考術』(以上、全て総合法令出版)がある。
⇒詳細、お申し込みはこちらまで
http://peatix.com/event/82404
戦争の予算とその名残
太平洋戦争の書籍を読んでいて、改めて戦争の費用について驚いた。日中戦争を含む太平洋戦争の総費用額は当時の金額で1900億円。その頃の国家予算は一般会計で27億円程度。つまり、国家予算の70倍近い費用が費やされているのです。現在の国家予算を100兆円とすると、今の金額で7000兆円。
当然、このような金額は市場で調達することは不可能です。そのため国債を発行して当時も資金を調達しています。まぁ、このような状況かですから当然ながらインフレで国民の生活も相当に苦しくなることが考えられます。
そのため国は徹底的な国家統制を行います。今でも日本は沢山の規制に守られていると言われますが、当時の国家統制によってそのベースが出来上がったものも少なくありません。
日用品や生活必需品は価格統制の対象となりインフレに応じて価格を調整することを禁じられます。こうなると企業は利潤を得られなくなります。そこで政府が損失を補填するというからくりが生まれます。これは政府が力を強めることになり、賃金の定期昇給や就寝雇用に対しても政府の意向が強く反映されることになったのです。
なるほど。下請けや企業の系列、終身雇用等々。日本の伝統だと思っていた部分も戦時中に国家が統制した名残がかなりのこってるのです。
認識のズレ
人は、自分が感じたこと、認識したことを事実として受け止め、そのことが現実の世界でも起こっているかのように行動する。
例えば、新入社員は仕事が終わっても、上司がいるのでなかなか帰れないと考えている。一方、上司は新入社員が何かあれば助けてあげたいということで重要でない仕事をしながら待っている。
お互いがお互いの認識の中で世界をつくりそれが現実の世界でも事実だと思っている。しかし、その頭の中の認識が正しいのか否かは、実際に相手に確認してみて初めてわかる。そして、多くの場合、大きな認識のズレがあることが多い。
相手に確認が出来る人間と、出来ない人間では、僅かな勘違いの蓄積によって、ずいぶんと人生を損するのではないか?よくそう思うことがある。
2015年のご挨拶
研修の活用
早嶋です。
研修の取り組みで戦略思考や問題解決思考をトレーニングする機会が多數あります。これらは方程式を問いたら必ず答えが出るというものではなく、どのような状況の時にどのような判断をすることで、より自分の目標に近づくかを考える考え方を提供するものです。
従って、公文式のように毎回明快な解を提供するものではありません。あくまでも考え方であり、スキルというよりはセンスを身につける内容に近いかもしれません。
とは言っても、毎回チップスにして100個位の技や考え方や手法を提供します。全ては単独で独立しているものではなく、全体の考え方に結びつくものです。どれを使っても、結果的に思考を広げ、思考を掘り下げることにつながります。従って、自身の視点を広げ、他社の考えを整理しながらゴールと現状のギャップを見出して、それを埋める方法を考えていきます。
何から始めればよいか?とかんがえる前に、このような考えの一つでも実際に頭を動かして取り組むことで、徐々に思考がゴーの状態になり、次第に思考力が強化されます。
最新記事の投稿
カレンダー
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 |
カテゴリー
リンク
RSS
アーカイブ
- 2025年3月
- 2025年2月
- 2025年1月
- 2024年12月
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2018年6月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年2月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年9月
- 2015年8月
- 2015年7月
- 2015年6月
- 2015年5月
- 2015年4月
- 2015年3月
- 2015年2月
- 2015年1月
- 2014年12月
- 2014年11月
- 2014年10月
- 2014年9月
- 2014年8月
- 2014年7月
- 2014年6月
- 2014年5月
- 2014年4月
- 2014年3月
- 2014年2月
- 2014年1月
- 2013年12月
- 2013年11月
- 2013年10月
- 2013年9月
- 2013年8月
- 2013年7月
- 2013年6月
- 2013年5月
- 2013年4月
- 2013年3月
- 2013年2月
- 2013年1月
- 2012年12月
- 2012年11月
- 2012年10月
- 2012年9月
- 2012年8月
- 2012年7月
- 2012年6月
- 2012年5月
- 2012年4月
- 2012年3月
- 2012年2月
- 2012年1月
- 2011年12月
- 2011年11月
- 2011年10月
- 2011年9月
- 2011年8月
- 2011年7月
- 2011年6月
- 2011年5月
- 2011年4月
- 2011年3月
- 2011年2月
- 2011年1月
- 2010年12月
- 2010年11月
- 2010年10月
- 2010年9月
- 2010年8月
- 2010年7月
- 2010年6月
- 2010年5月
- 2010年4月
- 2010年3月
- 2010年2月
- 2010年1月
- 2009年12月
- 2009年11月
- 2009年10月
- 2009年9月
- 2009年8月
- 2009年7月
- 2009年6月
- 2009年5月
- 2009年4月
- 2009年3月
- 2009年2月
- 2009年1月
- 2008年12月
- 2008年11月
- 2008年10月
- 2008年9月
- 2008年8月
- 2008年7月
- 2008年6月
- 2008年5月
- 2008年4月
- 2008年3月
- 2008年2月
- 2008年1月
- 2007年12月
- 2007年11月
- 2007年10月
- 2007年9月
- 2007年8月
- 2007年7月
- 2007年6月
- 2007年5月
- 2007年4月
- 2007年3月
- 2007年2月
- 2007年1月
- 2006年12月
- 2006年11月
- 2006年10月
- 2006年9月
- 2006年8月
- 2006年7月
- 2006年6月
- 2006年5月
- 2006年4月
- 2006年3月
- 2006年2月
- 2006年1月
- 2005年12月
- 2005年11月
- 2005年10月
- 2005年9月
- 2005年8月
- 2005年7月
- 2005年6月
- 2005年5月
- 2005年4月