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2015年のご挨拶
研修の活用
早嶋です。
研修の取り組みで戦略思考や問題解決思考をトレーニングする機会が多數あります。これらは方程式を問いたら必ず答えが出るというものではなく、どのような状況の時にどのような判断をすることで、より自分の目標に近づくかを考える考え方を提供するものです。
従って、公文式のように毎回明快な解を提供するものではありません。あくまでも考え方であり、スキルというよりはセンスを身につける内容に近いかもしれません。
とは言っても、毎回チップスにして100個位の技や考え方や手法を提供します。全ては単独で独立しているものではなく、全体の考え方に結びつくものです。どれを使っても、結果的に思考を広げ、思考を掘り下げることにつながります。従って、自身の視点を広げ、他社の考えを整理しながらゴールと現状のギャップを見出して、それを埋める方法を考えていきます。
何から始めればよいか?とかんがえる前に、このような考えの一つでも実際に頭を動かして取り組むことで、徐々に思考がゴーの状態になり、次第に思考力が強化されます。
ラジオ出演
福岡市天神のコミュニティラジオに出演しました。
パーソナリティーの中嶋さんに、早嶋が起業する頃から現在に至るまでを引き出して頂いています。
ーー
朝の番組のコーナー 【MORNING GUEST】では気まぐれにポッドキャストを配信中!
先日のお客様は 株式会社ビズ・ナビ&カンパニー 代表取締役社長 早嶋 聡史さん。
中小企業にターゲットを絞ったコンサルティングなどを行っていますが、事業も複数お持ちでいらっしゃいます。
MBAも取得していらっしゃって、まさに企業コンサル戦士!
といった早嶋さんなんですが、元はサラリーマン、しかも石油プラントなどで使用する機械や制御システムの研究者をしていたとの事!
なぜまたコンサルタントに~?!
というお話からです。
ドウゾ〜!
韓国コスメの台頭
早嶋です。
かつてのサムスンのように、化粧品でも韓国勢が日本を真似て攻勢をしかけています。この一連の動きは非常に興味深く、日本のメーカーの動きと、その後追われる立ち位置になる韓国勢(現在のサムスンのように)の事業の進め方など非常に興味深いです。
韓流ドラマ、K-POPが少し前まで世界を席巻していました。それに相乗させた化粧品の展開のようにも思えます。ただ、左記のブームはどちらともやや下火、化粧品の盛り上がりが後に続くか、注目です。家電と違って、化粧品の品質とブランドイメージは女性に取って重要な要素だと思います。従って、韓国勢が仮に国内に入って来るとしたら、品質とブランドイメージの構築が課題でしょう。
ベトナムでは資生堂を抜きL/G生活健康がシェア首位になりました。その源泉は、日本のノウハウとのこと。同社が買収した銀座ステファニー化粧品や健康食品会社エバーライフ(福岡市)などの日本企業のノウハウ、技術力をベースに躍進しているのです。
韓国コスメはブランディングや商品開発の手法は日本の化粧品から多くを学んでいます。一方、商品ライナップやサンプルマーケティングのとりいれなどは独自のノウハウを構築していると思います。
日本の場合、基礎化粧品は3から4品に対して、韓国化粧品は6から7品程度はあると思います。種類が非常に多いのが特徴です。家電業界でも、顧客が理解でいる品質レベルを維持しながら、顧客が見た目でわかるようにラインナップを増やしています。この商品ラインナップの手法は韓国のお家芸かもしれません。
そして、サンプルマーケティングの手法も特徴です。とにかくサンプルをこれでもかというくらい配布します。ある品物を買うと必ず「おまけ」がついてきます。たくさんのサンプルとその他ポーチなどの雑貨、時には韓流スターのブロマイドまでもらえます。この手法は店舗のみならず通販でも同じです。
国内メーカーの方から聞いた話では、実際の使用感として、基本的に香料がきついということ。日本人女性は無香料を好む人も多いので好き嫌いがあると言っていました。そして品質は良いと言っています。香料に関しては、無香料にするラインナップは用意なので、ある種の脅威を感じているコメントもありました。
韓国化粧品のサンプルマーケティング
http://www.syogyo.jp/column/2012/03/post_003036.php
韓国コスメの実力
http://diamond.jp/articles/-/14519
FBのちから
SNSの影響が増えています。
FBの仲間でランニングを行っている知人の投稿を見た時、GPSウォッチからの投稿、という記載がありました。何かな?とその場でググります。
GPSウォッチというジャンルがありランナー向けの商品も充実していました。これまで、ランニング中にiPhoneの機能を使ってペースや距離を測定していましたが、同等の機能が腕時計だけでできることを知ります。急に欲しくなって、その時計をポチりました。
伝統的なマーケティングでは、問題認識、情報検索、比較検討のフェーズは、実体験にもとづき、実際に消費者が商品を提供している場に訪れて調べていました。しかしwebが発達するに連れて情報検索はリアルとwebの両方を活用するようになります。
近年、これに加えて問題認識もWebの世界がきっかけになる場合が出てきているのです。今回のような事例です。
SNSは個人情報の塊でもあります。個人が今、何に興味があり、どのような情報を探しているのか?言語解析をすることができれば、このような情報を高い確率で認識することができます。それはつまり個々人の消費行動のフェーズが情報検索のフェーズなのか?比較検討のフェーズなのか?までも特定できるようになります。
その個人が情報検索を行っていれば、比較しやすいような情報をWeb上に提示してあげれば良いし、比較検討しているフェーズであれば、比較対象との違いやメリットを提示して上げれば購買していただける確率は高まります。
Webであれば、その場で意思決定を行い、購買まで完結できます。ヒトによってはその商品を購買したことをその場で仲間に共有するかも知れません。それを見た他の仲間もまた、その投稿を見て問題意識を持つかもしれません。
Webでのつながりはマーケターにとって、今後、ますます重要になってくると思います。
交通系ICカード10種類相互利用開始
早嶋です。
普段はSuicaを使っています。関西に出張の時は使え得ないことにびっくりして、都度券売機で切符を購入していました。これでようやく不便さから解放されると思いきや、まだ先のようですね、ICOCAとの統合は。
更に、たまに使うポートライナー(三ノ宮からポートアイランド、神戸空港をつなぐ路線)での相互利用はH26年からで、PiTaPaの電子マネー利用もエリア外ではまだです。関西をスルッと抜けるにはまだまだ時間がかかるようですね。
しかし、JR同士は隣同士が仲が悪いですね。東京駅の駅員さんに新幹線のことを聞くと、JR東海だから、東日本ではわかりません!的な対応をされることがあります。新幹線の駅にある自動販売機もICカードの境界を感じることが多々あります。ネットで関西から東京間の新幹線の予約をしました。発見はJR九州の駅でも可能とのことだったのですが、座席の変更は、なんと不可能。JR西日本の窓口に行って下さいとのこと。
行政の共通番号制ではないですが、うちわの話を基準にするのではなく、顧客を基準にして欲しいものです。そもそも「はじめからやって!」って感じですよね。結果的に顧客視点にたったほうが、無駄なコストも時間のロスも少ないはずですから。そして、常にその漬けはユーザーに回ってくる。
国民性なのか、構造の問題なのか。民間でもいいのでどこかが主導権を持って共通プラットフォーム化を進めることが最終的には理想ですね。互いに競争して互いに違うモノをつくる。初期の段階は技術の発展等が考えられるので良いですが、ずっと平行線をたどるのは優れた発想ではないですよね。
日本人は初期投資とオペレーションコストを天秤にかけて冷静な判断をするのが苦手なのでしょう。また、途中で辞めるということに対してもアレルギーがあるのでしょう。でも、ダメなら途中でやめて、ながいものにまかれる発想も重要なのだと思います。
変革のステップ
早嶋です。
ジョン・コッターの変革の8ステップの6番目に「短期間で成果をあげる」というのがあります。前回投稿したプロトタイプの重要性でもコメントしましたが、小さく始める、そして小さな成功事例を作ることはやはり重要だと思います。
クライアント先で新たな変革を行う時、新しい事業を始める時、この重要性を強く感じます。何事も反対派と賛成派となにもしない系に何となく別れます。反対派は、中小企業の場合は面に現れずに観察している。そして、小さな成功事例が増えると徐々に手伝ってくれるようになります。
改めてジョンコッターの著書を読んだら、この感覚は日本人のみではないと感じました。
危機意識を高める
変革推進チームをつくる
適切なビジョンをつくる
変革のビジョンを周知徹底する
従業員の自発的な行動を促す
短期間で成果を上げる。
さらに変革を進める
変革を根付かせる
販促活動、後一歩。
早嶋です。
企業の販促活動を見ていて、販促活動のみが独立して部分最適化されていることがよくあります。
先日、公開講座のワークショップを実施しているとき、次のような販促活動を目にしました。新商品の飴玉を試供品として提供しているのです。その手法は、ワークショップの受付の名簿蘭記入のとなりに無造作に置いています。「ご自由にお取り下さい。」
実際にワークショップの参加者は16名。アイスブレイクとして参加者の内、飴玉に気がついたヒトは何人いたか調べると3名。その内飴玉を手にとったヒトは2名。・・・。
企業のマーケターは、顧客ターゲットを企業に務める方とフォーカスしたのでしょう。今回のワークショップは完全に応募型なので企業に務める方以外の属性を初めから予測することは難しい。しかし、確実に企業に勤めている方が受けに来る。そこで研修会社を通して配布する方法を思いついたと思います。であれば、もう一歩踏み込んでテロップを少し工夫するとか、このような形で提供して下さいとか、条件をつけると良いものの。
販促物を作ることで精一杯で最後のつめがどうも甘い販促活動だと思いました。
ロシアでの隕石落下
早嶋です。
ロシアでの隕石落下。100年に一度の割合とのことですが、ゾッとするニュースです。負傷者は1200名とのことで幸い亡くなられている方はいなとのこと。この地域は、チェルノブイリ方の原発が周辺にあるので、もし、があった時を考えると、やはり怖いですね。
ニュースが報道された当時、現地の気温はマイナス20度。その中でガラスが割れ供給が間に合っていないとの報道でした。現味でも建物の4割り程度の窓ガラスしか復旧していないとのこと。厳冬期のこの時期に、ガラスの供給うが追いつかないことは生死に関する問題だと思います。
100年に一度。東北大震災も同じ頻度で報道がありました。隕石に関してはピンポイントではなく、広い範囲に渡って被害をもたらすと言われています。更に直撃する場合と、そうでない場合、被害規模も異なるでしょう。また隕石の大きさによってそのインパクトも全く異なります。津波や隕石。想定外が起こると想定しないといけない。非常に難しい課題です。
参照:「仮に直径400㎞の巨大隕石が地球に衝突した時、何が起こるか。。。?」
http://www.youtube.com/watch?v=SWQaTOj1H4A
アメリカ含め今の科学記述では、どの国も隕石の存在、落ちる場所の推測が出来なかったこと意外でした。ただ、これは余命告知のように仮に予知することが出来たとしても公表するか否かは政治的な判断などが入り複雑になるでしょう。ってことで予知できないコトにしておこう、なんてなるのかもしれません。完全に私見です。
NASAが発表している100年に一度の隕石。前回の落下は、1908年のツングースカ・イベントだと思います。当日NASAはAsteroid 2012 DA14を追跡していました。その隕石と同等のサイズが地球に激突した際のエネルギーは上記ツングースカで起こった事象に近いのではないかとも述べられていました。 更に、以前も衝突の可能性があった99942 Apophisは、2036年に近接する際の危険性につい、ロシア側とNASAの見解に違いがあります。このような研究は、ひとつの国や地域で閉じて行うのではなく、国際協力で対処できる方法があれば研究投資をすすめて欲しいと思います。
参照:http://en.wikipedia.org/wiki/Tunguska_event
参照:http://www.jpl.nasa.gov/video/index.php?id=1186
しかし、100年に一度。その頻度が頻繁ですね。リーマン・ショックも東北大震災も今回の隕石も。リスクマネジメントのセオリーに次のよな式があります。
(リスク)=(発生確率) × (インパクト)
つまり、リスクを発生確率とインパクトの2軸で評価します。しかし、インパクトが無限大に大きい場合は、発生確率が極めて小さくても何かしらの策を講じる必要がある。
こう考えると、既に人類がコントロール出来ない程の科学や文明の中で生きていることを改めて実感します。実際、これまでだったら有り得ない、知り得ないことを心配しなければならなかったり。
津波もそうでしたが、今回の隕石も多くの素人が映像を残しています。これも文明の発達ですね。因みに、ロシアの場合の映像の殆どが車載カメラ(ドライブレコーダー)によるものです。治安が悪く事故を起こした際に、ふっかけられるということで多くの車が積んでいるそうです。そのため、車を落下地点の近辺で運転していた人が隕石落下の瞬間を数多く記録に残していたということです。
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