戦略論④

2008年9月5日 金曜日

早嶋です。

chain競争戦略を実現するために、“>戦略論②、では企業の外部環境である業界分析にフォーカスしました。今回は、企業の内部環境にフォーカスします。ポーターは企業活動を9つの価値活動に分解して、その分析を行うことで自社の競争優位の源泉を見出せることが出来ると説明しています。

その企業の価値活動は5つの主要である購買物流、製造、出荷物流、マーケティング、サービスと4つの視点活動である財務・会計・法務などの全般管理、人事・労務管理、技術開発、調達活動です。企業内部ではそれぞれの活動が価値を生み、互いに連鎖し、その合計値が企業全体の付加価値になります。これは、いわゆるバリューチェーン(価値連鎖)の考え方です。ポーターが唱える内部環境分析では、このバリューチェーンを分析を通して企業の強みと弱みを明らかにします。

ファイブフォースで業界の魅力度を見て、業界での戦い方は3つの競争戦略の何れかから選択する。そして、自社の内部環境はバリューチェーンを通して分析をする。このようにして 競争戦略を打ち立てることがポーターが考える戦略論です。

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